土浦市で塗り替え工事を行っています。今回は屋根塗装と軒天の塗り替えについてご紹介します。
今回の現場の屋根は『アスファルトシングル』が使用されていました。
アメリカなどで人気の屋根材で、アスファルトのシートの上に砂粒が吹き付けられています。
この屋根材は塗装ができないため、棟板金のみ塗り替えます。
まず、研磨用たわしやサンドペーパーでケレン処理を行います。
古い塗膜や、サビを削り落とし、上に塗る塗料の密着性を高めます。
棟板は金属製のため、サビ止めを塗っていきます。
金属は、空気中の酸素に触れると酸化という化学反応を起こします。
その化学反応でできた酸化鉄が赤サビと呼ばれるのです。
酸化鉄はもとの鉄より非常に脆く、耐久性が下がってしまっています。
サビが進むと、腐食といって金属がぼろぼろと崩れることがあり、雨漏りの原因にもなるため、塗装でしっかりと保護しなくてはいけません。
防サビ塗装が完了しました。
サビ止め塗料に含まれるエポキシ樹脂の被膜が、しっかりと金属部分に密着して、酸素をシャットアウトしていくのです。
続いて軒天(のきてん)の塗り替えにうつります。
軒天とは、屋根が外壁より外側にせり出した部分に作られた天井のことを指します。
ベランダや玄関の軒先部分に多く見られます。
合板やケイカル板を張って作られた天井部で、屋根によって直射日光が遮られるせいで湿気がたまりやすくなっています。
その湿気のせいで、カビなどが発生することがあるので、塗装で保護します。
ローラーを使って一面をしっかり塗り替えます。
1回目の塗替えが完了しました。
カビの発生を抑える『マルチエース』という、防カビ・防藻塗料を使用しました。
2回目の軒天塗装です。
同じ塗料を使用して、塗膜の厚みをしっかりつくり、湿気に負けない軒天を作っていきます。
軒天の塗り替えが終わりました。
湿気やカビは、軒天材の腐食を生み、雨漏りを引き起こすことがあるので、しっかり塗装で保護します。
記事内に記載されている金額は2021年03月03日時点での費用となります。
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