最近ホントに多い雨漏れ
晴れの国ですが、近年の異常気象の煽りを受け、各地で豪雨被害が出ています。最近の問い合わせNO1は雨漏れ。屋根外壁塗装の見積もり依頼より、雨漏れ診断の嵐し。ここまで雨が降ると通常漏れない部位からも雨が浸入して来ます。
今回調査依頼を受けたのは、20年らいお世話になっている大手企業の会長様。過去雨漏りで数社に依頼してみたが、止める事が出来なかったそうです。ここで止めれば信頼度が増しますが、解らないと・・・・お前も一緒だなって言われる事、間違いなし。何が何でも止めてやると意気込んだものの・・・・
調査はしたものの・・・

横なぐりの雨が降ると、倉庫の床に漏れるようです。

基礎部分と、外壁面材(アスロック板)の間のコーキングも切れまくり。

外壁目地のコーキングも各所に切れが。。。

屋上の加硫ゴムシートのジョイントは剥がれまくり。
ノーメンテナンスで劣化が進行し過ぎ
調査を始めてみると、漏れそうな部位がたくさんあり過ぎて、正直どこから漏れているのか見当がつかない。しっかりしている部位が8割程度なら、傷んだ2割を探せば良いですが、ここは逆のパターン、傷んだ部位がほとんどですから、どこから手を付けて良いのか全く解らない。しばし放心状態のまま現場に立ち尽くすのみ。
散水検査開始


無理なものは、無理なんですよね・・・・
ハシゴを用意して散水を開始したものの、外壁目地のコーキングは切れているので、今までの経験と勘で、ここの散水すれば漏水するのは間違いない。ほぼ予想通り床に水が湧いてきたので、散水は中止。しかし今回はすぐに水が出てので雨漏りが発見で来たとは言い切れません。この部位以外からも相当雨漏れしていると判断出来ます。
建物は生きています、寿命があります。寿命を延長するには定期メンテナンスが必ず必要となります。多少のコストは覚悟のうえで定期メンテナンスをしてやらないと、ズタボロになってからでは手遅れだという事に気付いて欲しいと思います。
今回の改修工事は雨漏れ修繕するだけで、屋上防水全面貼り替え、仮設足場を設置し、外壁のシーリング撤去打ち替えがが必要です。事務所兼倉庫の大型物件ですから、膨大なコストがかかると思います。
これを会長に報告したらブチ切れる事、間違いなし・・・・
返ってくる言葉は・・・
『アホか?そんな予算あるわけないだろ、補修で何とかしろ』
つらいなぁ~
記事内に記載されている金額は2018年09月20日時点での費用となります。
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