先月より着工しています、倉敷市昭和町のマンションK。屋根の割れや、過去の塗装工事で屋根部分より漏水していました。屋根のカラーベストは通常の場合、塗り替え工事が可能ですが、今回は屋根の割れや、過去の塗装がずさんであったため、ガルバリュウム鋼板で屋根を伏せる事になりました。また外壁の側面はタイルに浮がありピンネット工法で剥落防止をしています。
画像のような割れ部分が屋根の各所に点在していました。割れた部分から漏水して入居者様の部屋に雨漏りしていました。雨漏りしていた部屋も４部屋もあり、被害もそうとうでした。
塔屋からみた写真ですが、屋根の半分（左側）の約２０パーセントが屋根基材が割れています。カラーベストは部分補修できないわけではありませんが、長期的にみた場合、カバー工法しておくほうが安心できると思います。
既存のカラーベストをそのまま残し、アスファルトルーフィングを敷き込み、ガルバリュウム鋼板で屋根を伏せていきます。
端部の水切りの雨仕舞は２重水切りで納めます。この状態から一回水切りを挿入し、その後にさらにもう一回水切りをかけます。こうしておく事で、万が一最初の水切りから雨が浸入しても、下に水切りがあるので、その部分から水が抜けていくように設計しています。
記事内に記載されている金額は2021年06月17日時点での費用となります。
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