昨日より作業しています、倉敷市の中高一貫の学校。ここの学校は女子校としては超人気。渡り廊下の鋼製手摺がボロボロになっていましたから、昨日サンダーケレンし鉄骨の下地が出るまで磨き上げました。また塗膜も完全除去しているので、今後剥離を起こす事もないと思います。本日の作業は錆止め。
通常錆止めは、赤錆色かグレー色が主に用いられますが、今回は上塗りが白系(JN87)ですから、赤錆色を使用すると色止まりが悪いため、エポキシ系の白錆を2回塗布しています。錆止めも2回塗れば良いというものではなく、ある程度の厚みを確保する必要があります。膜厚は一回で約70μ(1mmの千分の1が1μ)これを2回塗布するので約140μ程度の厚みが付きます。ここの現場は民間ですが、公共事業では膜厚検査があり、規定塗布量が付いてない場合は検査に合格しません。
屋外の鉄部は屋根が無いので、紫外線劣化や雨を受けやすいので、建物の外壁より劣化速度が速く進行してしまいます。また鉄骨の場合は傷が入ると、その部分から錆が発生し腐食してしまいます。ですから塗膜の厚みもある程度塗り重ねが必要ですし、塗膜の硬さも重要となります。
今回使用している錆止めは、関西ペイントのエスコNBマイルドという2液のエポキシ系錆止めです。2液というのは主剤と硬化剤からなり、各々の塗料を混ぜ合わせ化学反応させるタイプの錆止め塗料です。通常の一般錆止めと比べ、塗膜厚が確保され防錆効果が高いのが特徴です。
昨日階段や土間にサンダーケレンした研磨カスが散らかっていましたが、昨日のうちに綺麗に清掃させて頂きました。こうした現場では常に清掃を心が見た目の印象の向上に努めています。
明日は最終工程の上塗りです。また明日状況をお伝え致します。
ではまた明日!(^^)!
記事内に記載されている金額は2018年11月24日時点での費用となります。
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