こんにちは!もう12月ですね。12月というのにそこまで寒くないような?感じがします。1月に屋根の現場に行ってすごーく寒かったのを体験してるので、このくらいの寒さはまだまだいけます!
さて、今日は屋根のリフォーム・メンテナンスについてです。屋根のメンテナンスは塗装だけではないのですよ。屋根の状態によっては、塗り替えじゃなく、葺き替えやカバー工法などをおすすめする場合があります。今日は葺き替えとカバー工法の違いを分かりやすく説明します♪

まずは、瓦の”葺き替え”とは?
瓦の葺き替えというのは、古い瓦を全て撤去し新しい瓦を設置することをいいます。
新しい瓦には釉薬や焼き物の瓦など塗装が必要ないものを選ばれる方が多いです。葺き替えするメリットは、
〇古い瓦を撤去したときに、下地(防水シート)も取り換えるメンテナンスができる。
〇釉薬の瓦(日本瓦や陶器瓦)に替えるとこれからは塗り替えるメンテナンスの必要がなくなる。
もちろん、瓦の葺き替えにガルバリウム鋼板など金属屋根に替えることもあります。軽量なので重い釉薬の瓦より耐震性の心配は少なくなります。

↑瓦を全て撤去したところです。古いお家は瓦を設置する際に葺き土を敷いています。土がかなり乗っているんです!この土で瓦を固定していたそうです。現在はこの葺き土は使っていません。ではどうやって瓦を固定しているのかといいますと、桟木です。細長い木を設置して瓦を均一に並べていくんです♪

↑こちらが桟木を設置したところです。紫色のカバーしてあるものは防水シートです。
なぜ土を使わなくなり、現在は桟木を使っているんだろう?
それは、耐震性に関わっているそうです。瓦も重くて土もかなり乗っています。雨が降ると土はたくさんの水分を含んでもっと重くなってしまいます。耐震性に問題があるため、今では土葺き工法が採用されていないそうです。

↑職人さんが瓦を一枚一枚設置し固定していきます。

完成しました!
瓦は約1000枚以上乗るそうです。もちろん、古い瓦を撤去するので古い瓦約1000枚と葺き土の撤去費用もかかります。ですが、葺き替えは下地のメンテナンスができるところが、大きなメリットです♪葺き替えによって雨漏りしにくい屋根に変わりました!
次回は”瓦のカバー工法について”です!
瓦のカバー工法についてのブログはこちら♪
記事内に記載されている金額は2018年12月08日時点での費用となります。
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