今年の工事はここまで

倉敷市松島の交通量の多い道路沿いの現場になります。
工期が短いため外壁の塗装に係わる部分を年内施工で進めていきました。年内は屋外階段の防水と外壁の浮いた部分の下地調整等をおもに進めていきました。
屋外階段の防水の状況です。
周辺をウレタン塗膜防水として歩行面はノンスリップ加工をした長尺シートを使用しています。
既製品の長尺シートを使うことで滑りにくくするだけでなく意匠的にも満足するものとなっています。

段鼻のこげ茶色の部分は滑ると大変なのでノンスリップ加工がしてあります。

階段の際の部分はウレタン塗膜防水となります。
屋外階段なのでこの溝の部分は雨水が流れていきます。
屋外階段の裏側はこんなになっていました。

外壁側はこんな感じです。

屋外階段裏等の塗膜が浮いた箇所は来年初めに剥していくことになります。
下地の状況に応じて処理の仕方に変更が生じるかもしれません。
外壁の塗膜が浮いている箇所の処理

テープで囲んでいる箇所が塗膜が浮いています。

ドリルで穴をあけて樹脂を注入していきます。

拡大するとこんな感じです。
外壁の塗膜が劣化してくると雨水等の湿気が躯体部分に侵入し塗膜表面を浮かせてきたりします。
浮いた箇所を見つけてエポキシ樹脂を注入し下地部分から固めていきます。
外壁に深いクラックが入っている箇所の処理

クラックが発生している箇所の処理です。シーリングしている箇所にクラックがあります。

注射器型の樹脂を注入する器具がついています。
テープで囲んでいる箇所に下地からの大きなクラック(ひび割れ)がありました。
約15cmの間隔でドリルで穴をあけてエポキシ樹脂を注入する器具を設置します。クラック箇所から樹脂が漏れないようにシーリング材で処理をします。器具からは自動で樹脂が注入されていきます。
エポキシ樹脂が硬化することでクラックが広がらないようにしていきます。
今年の工事はここまでで終わりです。
来年はまず外壁等を高圧洗浄し、浮いた塗膜を剥していくことから始まります。
さてさてどんな状態なんでしょうね。少し心配です。
記事内に記載されている金額は2018年12月29日時点での費用となります。
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