全景

備前市の頭島で民宿を営んでおられます3階建て店舗の雨漏れ工事をさせて頂いております。外壁の基材はALCで築30年が経過しており、経年劣化と共に外壁にクラック(ひび割れ)が各所に発生していました。ALCの外壁はクラック(ひび割れ)が入りやすく、爆裂したり、浮いたりするのが特徴としてあります。今回の雨漏れもそうした部分がたくさんあるので、入念にチェックし修繕していきます。
庇周辺のクラック(ひび割れ)

↑庇側面のクラック(ひび割れ)

↑庇上部のコーキング切れ
西面には出窓の庇が4箇所取り付けしてあります、いずれもカラー鋼板で出来ています。この庇は出窓を作製するにあたり、ALCとの取り合いにモルタルを使用しています。そのモルタルとALCの取り合いが殆ど割れており、今回の漏りの主たる原因となっています。また庇の取り付け方にも問題があり、この部分に関してはカバー工法で再度カラー鋼板で庇の上部を覆うようにしています。
外壁ALCクラック(ひび割れ)



外壁の各所が割れており、この部分に関しては一旦外壁をVカットしコーキングを充填していきます。建物は常に揺れており、外壁ALCの脆弱な部分にクラック(ひび割れ)が入ってしまいます。全面足場を架けている部分は外壁全体に高弾性塗膜で覆う仕様にしています。その後に弾性クリンマイルドシリコンを塗布していきます。こうしておく事で、今後ALCが割れても表面にクラック(ひび割れ)が発生する事を防ぎます。
この仕様は通常の塗りかえ工法と比べるとコストがかかってしまいますが、この方法以外での雨漏れ対策は難しいと思います。足場を架けて修繕するのであれば、完璧な修繕方法をする事が望ましいと思います。
今日は庇の上部にカラー鋼板でカバー工法を施す作業を行います。また作業の様子をお伝えしていきます。
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ではまた明日!(^^)!
記事内に記載されている金額は2019年01月11日時点での費用となります。
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