劣化した雨戸の状況

↑チョーキング(手で触ると白い粉が出る状態)

↑劣化して凹凸感がある
戸建住宅の場合、雨戸を取り付けされているご家庭があります。雨戸もサッシュ同様にアルミで出来ているのがほとんどですが、アルミも劣化してくると表面に凹凸感出来て、あばたのようになってきます。錆が出ているのではありませんが、腐食してきます。また表面の塗装もチョーキング(手で触ると白い粉が出る状態)になり塗膜性能が低下してきます。
このような場合はペーパーで表面の凹凸を処理して、綺麗に磨き上げる事が重要となります。その後は防食と密着を兼ね、2液のエポキシ系樹脂錆止めを入れます。
2液性エポキシ系樹脂 白錆のスプレー

下地を磨き上げた後に、2液性のエポキシ系錆止めを入れます。今回は上塗りが白い色ですから白い錆止めを入れます。
温風ガンでスプレー塗装

近年塗り替え現場では、スプレー塗装が飛散する問題もあり、敬遠されがちですが、今回はスプレーで仕上げる事にしました。ではなぜスプレーでするのでしょうか?答えは簡単です、刷毛やローラーで塗装するより、スプレー塗装したほうが遥かに綺麗に仕上がるからです。車のボディーを想像してみて下さい、ご自身の車を刷毛やローラーで塗装したらどうでしょうか?どんなに腕の良い職人が塗装しても、仕上がりはイマイチだと思います。新車の塗装は100%スプレー塗装です。雨戸もスプレーする事で、新品の雨戸のようになります。使用している道具は、ドイツ製のチロンというガンです。このガンは通常のスプレーガンと違い、低圧で吹き付けされるため、飛散が少なく塗装の肌が滑らかで、とても綺麗に仕上がります。このガンを使用し、クリンマイルドシリコンを2~3回塗布します。そうする事で新車のような輝きを取り戻す事が可能となります。
ここの現場は間もなく足場解体となります、最終仕上げが終わると同時に社内検査を実施致します。問題が無ければ足場を解体し引き渡しとなります。
また完成後はブログにてお伝え致します。
ではまた明日!(^^)!
記事内に記載されている金額は2019年01月20日時点での費用となります。
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