
仮設足場→窓・外壁のシーリング撤去打ち替え→高圧洗浄と現場が進み次の工事工程は下塗り。今回のI様邸の仕様は2Fはシーラー処理(画像がそうです)1Fはサイディング用サーフエポを使用致します。下地の劣化状況により下塗りは使い分け致します。なぜ使い分けるのかというと同じサイディングですが劣化状況が異なるためです。1Fはサイディングに多少の亀裂が生じていたためサイディングサーフエポを一層入れる事で、塗膜厚が付きひび割れが軽減できるからです。
白い塗料で塗装しているのがサイディング用のサーフエポ。エポキシ系の材料でこれを塗布していくと外壁の表面にある軽微なひびがキレイに埋まります。仮にこの材料を使用しなかった場合、シーラーのみ塗装するとサイディング表面の軽微なひひが残ったまま仕上がります。塗装下地をするうえでとても重要な部分となります。

1Fはサイディングサーフエポを入れKFケミカルのセミフロンスーパーアクアⅡを2回丁寧に塗布致しました。お客様の要望で1Fはブラウンの薄めの色で2Fはアイボリー。色合わせの段階で胴差より上がアイボリーで胴差より下がブラウンの薄い色で決まりました。2Fバルコニーの外壁は1Fと同じサイディングが貼ってあるので1Fと同じ色で仕上げます。外壁を二色にする場合、一番ポイントとなる部分は色のバランス。よく同じ系統の色を選び濃淡を付けている方もおられますが、僕の経験からすると1Fと2Fはかけ離れた色がキレイです。オシャレでもそうですがスーツの色と、ワイシャツ、ネクタイの色は同じ系統の色は使用しませんよね。差し色を入れないとアクセントカラーとなりません。家も同じです、差し色が入る事でオシャレ感が演出できます。次回は仕上げについてお届け致します。
記事内に記載されている金額は2018年08月23日時点での費用となります。
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