最終検査を職方と点検

先日より取りかかっています、総社市久代U様邸。外壁、軒天、各パーツ塗装が概ね仕上がりましたから、本日外壁の検査によりました。点検内容は外壁の塗料タレ、透け、ムラ等を入念に検査致します。また決めれた塗布量がちゃんと塗られているか等も検査の対象とします。訪問時にはすでに職方が自分でマスキングテープを貼り、補修をしていました。
この外壁の補修は樋のグレー色を塗る際に、ローラーから塗料が飛んで外壁に付着していました。こうした部分を入念に検査して補修が済んだらマスキングテープを剥がします。
傷んでいたバルコニー手摺

↑塗装前の状況

↑塗装作業中
バルコニーの手摺は基材がかなり劣化していました。アルミ製品ですが、色は抜け落ち意匠性もかなり低下していました。基材がアルミの場合、塗装処理の仕方は通常塗装とは多少違いがでます。一般的にはアルミ製品を塗ると、剥離するので塗れませんと答える業者が殆どですが、弊社では下地がアルミでも問題なく塗装しています(※特殊な処理が必要です)


下地がアルミですが特殊な処理をして仕上げると、メチャ綺麗に仕上がります。ここの手摺はローラーで仕上げていますが、ムラもなく今後剥離する事もありませから安心です。
鋳物の門扉


玄関先の鋳物で出来た門扉もエポキシ系の錆止めを入れています。鋳物はちゃんとした下地をしないとアルミ製品同様に密着が悪いので注意が必要です。今回は細かい作業ですから刷毛以外に筆も持って塗っています。広い面はミニローラーで仕上げます。
この錆止めを完全乾燥させて明日仕上げ塗りを致します。仕上げは2液性のクリンマイルドシリコンを2回塗布するようにしています。
塀は問題が発生

↑既存塗膜

↑旧塗膜90%程度除去

↑スクレーパーで塗膜除去
U様邸で一番傷んでいたのは塀でした。旧塗膜が密着しておらず、浮いた状態でした。塗膜が浮いた部分はスクレーパーと高圧洗浄で塗膜を除去しましたが、あまりにも塗膜が脆弱過ぎて、ボロボロな状態となりました。ほぼブロックの地が出ていますが、今回は予算都合もあり、塗膜表面が薄い物で塗装するので、下地がボロすぎるとまずいのです。お客様と再度協議してどうするか決めるしかないと思います。
どうなったかまたブログにてお伝え致します。
ではまた明日!(^^)!
記事内に記載されている金額は2019年02月03日時点での費用となります。
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