今日も天気がいいですね!雨が降らないのは塗装工事には嬉しいです。ちょっと暑いのが困りますが・・
さて、今日は倉敷市安江のお家の現場へ行ってきました。

ちょうど一階の金属素材の屋根の塗装をしているところでした。

この赤い色は錆止め(マイルドボーセイ)です。金属の素材のものには、必ず下地に錆止めを塗ります。屋根だけでなく、金属のものは全てです。換気フードや庇、雨戸、樋をとめている釘にも錆止めを塗ります。この錆止めを塗ったあとに、屋根の色の塗装を2回塗ります。全部で合計3回塗ります。
この3回塗りは外壁・屋根塗装の基本になります。1回目が下塗りです。これは”シーラー”とか”フィーラー”とか下塗り用の塗料の名前で言うこともあります。下塗りの工程では、屋根や外壁と下塗りのあとに塗る上塗りの塗料との密着を良くします。この工程がないとどんなに良い塗料を塗ってもすぐ剥がれてしまいます。下塗りの塗料で、小さなヒビを埋めたりひび割れしにくくすることもできます。
2回目が上塗りの1回目。”中塗り”とも言われます。3回目が上塗り2回目で、上塗りの塗料は同じものを2回重ねて塗ります。もちろん1回目の上塗りが乾いて2回目を塗ります。2回塗ることで塗料のもちも良くなりますし、塗りムラがなくなります。仕上がりがとてもキレイになるんです。ただ、塗料によっては上塗りを3回塗るものもあります。塗料によって仕様が違うので仕様を守って施工しています。例えばフッ素塗料とシリコン塗料でも仕様は違うし、同じフッ素塗料でもメーカーが違えば仕様が異なるので、混ぜる比率や1㎡に塗る量、回数を守って塗装しています。
軒天の塗装もしていました。軒天の塗料はセミフロンマイルドを使用しています。軒天は紫外線にも雨にもあたることがとても少ないので、建物の部分で一番汚れや劣化が少ないように思います。なので軒天の塗料は高級で長持ちするものを選ばなくても良いと思います。長持ちする塗料は屋根に使うのがおすすめです。
こちらが今回使用する塗料です。塗料の缶はこうして1か所にまとめます。間違いが起きないように使う場所によって分けています。ではまた次回、完成が楽しみです。
記事内に記載されている金額は2018年08月17日時点での費用となります。
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