福島市万世町にある2階建てアパートの、屋根と外壁の調査に行ってきました。
建ててから一回も屋根や外壁の塗装をしたことがないので、どんな状況になっているか見てほしいとのご依頼でした。

アパート北面と東面の画像です。
一度も塗装されてないことで、全体的に色が褪せているように見えます。

外壁を手で触ってみました。
表面が粉状になっており、手が真っ白くなりました。
これはチョーキング現象といい、塗膜が太陽の紫外線や雨風によって劣化し、粉っぽくなる現象です。
つまり塗膜による防水効果がなくなり、新しく塗装が必要な状態との判断になります。

外壁の西面の画像です。
こちらも良く見てみると・・・

手でこすってみると、やはり他の面と同じように手に白い粉がつきました。
西面もチョーキング状況が進行しており、塗装が必要な状況です。
外壁がサイディング材なので、外壁材と外壁材には必ずつなぎ目が出ます。
さらにつなぎ目を良く見てみると・・・

外壁材のつなぎ目にはシーリング材というものを充填して雨水の侵入を防ぎますが、画像を見てもわかりますがシーリング材が劣化・硬化し、ヒビが入った状態になっています。
このままの状況だと建物の内部に雨水が入ってしまうので、外壁材のつなぎ目の処理としては、
①既存の劣化したシーリング材の撤去
②新しくシーリング材の充填
といった処理が必要になります。
今回は外壁の調査のお話でしたが、次回はその他の付属物の調査についてお話ししたいと思います。
記事内に記載されている金額は2018年11月09日時点での費用となります。
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