火災保険で修繕可能かどうかの屋根点検モニエル瓦
大棟、隅棟に割れなども見受けられました
寄棟造りモニエル瓦のご自宅で、大棟、隅棟という屋根の上部の合わさったところに割れも見られ、全体として劣化は結構すすでおります。東日本大震災の影響もあったと思われます。火災保険は入っておりますが、地震保険には入っておらず大きな被害もなかったので当時は何もされなかったようです。



大棟、隅棟の割れやズレ


モニエル瓦の小さな割れ
モニエル瓦の一部小さな割れが見られましたが、スレートやモニエルにはこの程度の割れはよく見られます。何かの時に人が屋根に上がった時に割れる場合もありますし、2階建ての下屋(1階の屋根)の場合は大屋根(2階の屋根)から雪の塊やつららなどが落下して割れる場合もあります。
もちろん台風や竜巻などの突風で何かが飛んできて割れる場合もあります。
自然災害か、人災なのかなどの判断は非常に微妙なところです。

棟瓦の釘の浮きなどの劣化
大棟、隅棟全体の固定するための釘が古く劣化しており、複数個所で釘の浮きが見られます。
釘は劣化しているので、新しいステンレスの釘などに変えたほうが良いと思われます。

現地調査点検を終えて、全体的には経年にともなう劣化は見られ、一部地震の影響と思われる、棟瓦のずれや割れ、釘の浮きなどがありますが、早急な補修が可能な状態ではあります。
火災保険の適用は難しいと思われますが、施主様とご相談の上、保険がおりるかどうかはわかりませんが申請はしてみて結果を見てみるということになりました。
火災保険は保険会社により、保険の適用の可否や金額は全く異なります。
想定以上におりる場合もありますが、何故おりないの?という場合もあります。
申請の仕方もありますが、まずは申請してみることです。
記事内に記載されている金額は2019年09月27日時点での費用となります。
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