台風19号の通過後から雨漏りしだした店舗
仙台市宮城野区の貸店舗で、台風19号が通過したあとから雨漏りが始まり、修繕に関するお問い合わせを頂き、現地調査を行いました。
築50年余り経過した平屋貸店舗でトタン屋根を何度か修繕しながら現在に至る建物で、一部トタン屋根の立ち上がりの部分が今回の台風の強風で剥がれかけて、隙間からどんどん雨が入り込むような状態でした。
経年劣化が激しく、防水シートも機能しておらずそこから雨漏りが生じてしまっているようです。
屋根全体もトタンが劣化して腐食から穴が開いているところなどもあり、とりあえず雨漏りを防ぐだけの処置では、また近いうちに同じ状態になってしまう可能性が高く、野地板自体もだいぶ劣化が進んでおり、全体の防水シートも体をなしていないと思われるので、修繕としては屋根の葺き替えをしなければならない状態のようです。

雨漏りの原因箇所トタン立ち上がり部分

劣化が進んだトタン屋根棟付近

劣化が進んだ屋根全体
強風で外れ垂れ下がった軒樋
今回の台風19号の強風で軒樋が外れ一部垂れ下がっておりました。
経年による劣化も進んではおりますが、風災による破損なので火災保険の申請をしてみることに致しました。
また、支持具が曲がってしまい、外れてしまっているところも数か所あり、全体に歪みも見られました。

垂れ下がってしまっている軒樋

支持具から大きく外れている軒樋

全体的に劣化がすすでいる軒樋
軒天、破風板など劣化した木部
軒天や破風板などの木部も経年劣化による腐食などもあり、部分的には釘で固定することもできない状態のところもありました。
軒樋を交換するにしても破風板から交換が必要と思われます。

腐食してしまっている破風板

劣化が進んだ軒天、破風の木部

軒樋がついている破風部分
現地調査の結果
一通り現地調査を行った結果としては築50年余りと経年劣化がだいぶ進んでいるところに台風による強風でトタン屋根が捲れそうになったり、軒樋が折れ曲がり垂れ下がってしまったりという損傷が見られましたが、全体としては経年劣化がかなり進んでしまっているので、修繕としては屋根の葺き替え、軒樋交換と大規模な修繕が必要と思われます。
火災保険が適用になるかの結果をみながら、また修繕の見積りを出してみて、施主様とご相談の上検討することといたしました。
記事内に記載されている金額は2019年11月18日時点での費用となります。
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