みなさん、おはようございます。
本日は、岐阜県揖斐郡池田町で、外壁に複数箇所クラック(ひび割れ)が起きてしまった現場の現地調査に伺いましたので、ご紹介させていただきます。
写真を見て分かる通り、クラック(ひび割れ)が複数箇所見受けられます。
クラック(ひび割れ)には、2つの状態があります。
①ヘアークラック
髪の毛ほどの幅(0.2~0.3㎜以下が目安)の細くて浅いひび割れのこと。
小さなヘアークラックでも、補修は必須です。塗装だけではその場しのぎになってしまい、数年もするとクラック(ひび割れ)の跡が出てきてしまいます。
ヘアークラックを補修する場合は、下塗り材による「刷り込み」という工程が必要です。微弾性フィラーやセメントフィラーなどという下塗り材を、ラスターなどの硬い刷毛を使って、クラックの中に刷り込んで補修します。
②構造クラック
幅が0.3㎜以上で、深さが5㎜以上ある大きなクラック(ひび割れ)のことです。
放置すると基礎の強度が低下し、建物が支えられなくなる危険もあります。
構造クラックの場合、微細な地震などが原因でヒビが動くことがあるため、まずは弾力性の高いシーリング材でヒビを埋めることが大切です。手順は、シーリングが十分充填されるよう、クラックを工具でV字にカットします。そこにプライマーを塗布してからシーリング材を充填します。
この現場のように、モルタルの壁は、経年劣化によりクラック(ひび割れ)が発生しやすい資材です。
モルタルとは、水を使って砕いた石と砂を合わせ、乾燥させて作られているため、モルタル自体の収縮や構造木材の乾燥収縮などによって、表面に微細なクラック(ひび割れ)が発生しやすいのです。
特に、日がよく当たる建物の壁など面積の大きい面では、乾燥収縮による亀裂を防ぐことは難しいです。また、夏の建物の膨張と冬の収縮を繰り返して大きくなったクラック(ひび割れ)から雨水が浸水してくると、鉄筋全体の体力がむしばまれてしまいます。
長時間、紫外線や雨風にさらされる外壁は、経年劣化が避けられません。劣化の程度や素材によって補修方法が異なってきます。
劣化を見逃さないよう定期的にチェックし、劣化に気づいた場合は、早めに外壁塗装専門業者に相談しましょう!
街の外壁塗装やさん岐阜店では、無料診断・無料お見積もりをさせていただいています。
外壁の劣化に気づいた際は、いつでもお気軽にご相談くださいね!
記事内に記載されている金額は2020年01月19日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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