千葉市稲毛区にお住まいのお客様より強風によるスレート落下に伴う修理依頼を頂きました。もちろん不具合の補修が最優先になりますが、自然災害による破損は火災保険が利用できますし、屋根工事では足場仮設が必要になりますので、この機会に住宅塗装等を同時に検討されると良いでしょう。街の外壁塗装やさんでは無料点検時にお問い合わせの箇所だけでなく、お住まい全体を確認し適切なメンテナンスをご提案させて頂いております。今回は窯業系サイディングに見られる塗り替えのサインと、カラーシミュレーションを用いて塗装後の仕上がりをご紹介いたします。
千葉市稲毛区にてお住まい無料点検


ご相談を頂いたスレート屋根材は強風に煽られ落下してしまっていました。屋根材がニチハのパミールで層間剥離を起こしていた事、ラスパート釘を使用している事による屋根材の更なる落下が考えられますので、火災保険を利用して部分的な葺き替えも可能ですが、全体的な屋根カバー工法をご提案致しました。屋根工事では棟板金の交換工事等、部分的な補修ではない限り足場仮設が必要になってしまいます。この機会にまとめて補修できる箇所がないかをしっかりとチェックしておきましょう。
外壁にはタイル調の窯業系サイディングが使用されていました。パネルは釘で留められていますので、釘の固定が弱まる事で外壁に浮きが見られるようになってしまいます。すると右画像の様に外壁材にわずかな段差が見られるようになり、パネル腐食や雨漏りを起こす可能性もあります。タイル調のサイディングはチョーキングが発生しにくいですが、全体的な色褪せや幕板の塗膜剥がれを見る限り、塗り替えの時期にあたりますね。
シーリング材の経年劣化はこまめにチェックしましょう


塗り替えのサインは外壁材だけではありません。サイディングの場合は目地にシーリング材が充填され隙間を塞いでいます。しかし新築時に使用されているコーキング材は安価な物が多く、5年前後でひび割れ・肉痩せ・亀裂を起こし始めてしまいます。シーリング材が劣化してしまうとパネルの隙間から雨水が入り込み雨漏りを起こしてしまう可能性が高くなります。サイディングとALCは目地がありますので分かりやすいですが、他の外壁材もサッシ周りにシーリング材が使用されていますので、特に太陽光が当たりやすく劣化しやすい南面をチェックしていきましょう。
カラーシミュレーションで塗装後の仕上がりをイメージ

もしこの機会に塗装工事を実施した場合、屋根補修で申請する火災保険により足場仮設費用が必要ありませんので自己負担を抑えることが出来ます。グレードの高い塗料を使用したり、次回のメンテナンス費用への貯金をしながらサイディングの表面保護が可能です。今回は外壁塗装を実施する際の参考として、カラーシミュレーションで塗装後のイメージを作成してみました。まず塗装前の色を基に原状回復した際の仕上がりです。塗装を行う事で打替えたシーリング材が目立たなくなりますし、シーリング材の表面を保護することで劣化しにくくなります。塗膜の剥がれが目立っていた幕板も雨樋・軒天等の付帯部も綺麗に塗り直しますので新築時のような美観が蘇ります。


続いては塗り替えに合わせてのイメージチェンジです。中間にある幕板を境に上段と下段を塗り分けることも可能です。2色以上を使用する際には同系色の濃淡等でまとめるようにしましょう。色は濃淡によって重厚感が変わりますので、上下段のどちらに濃色、淡色を使用するかはお住まいの形状、境界箇所に合わせてカラーシミュレーションで確認していきましょう。塗料によっては得意な色、調色が不可能な色もございますので、使用塗料を決めるかご希望の色を決めてからイメージを作成させて頂きます。もちろん他の色での作成も可能ですのでどのような色に仕上げたいか、どの色が気になっているのかをお気軽にお申し付けください。点検・お見積りはもちろん、カラーシミュレーションも無料にて承っておりますので参考にしながら、火災保険が利用できるタイミングにお好きな色でお住まいを仕上げていきましょう。
記事内に記載されている金額は2019年12月05日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、屋根塗装、外壁・屋根塗装、ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。