千葉市中央区のサイディング外壁の点検に引き続き、今回はスレートの屋根塗装前点検です。築年数もそれほど経過していないため塗装は可能かとは思いますが、経年劣化によって補修しておくべき箇所が見られるかと思います。そこで屋根材の劣化と外壁だけでなく屋根の補修にも役立つシーリング(コーキング)材の役割をご紹介していきたいと思います。
スレート屋根材がひび割れる原因


まずは状態からです。全体的な色褪せが見られますので、塗膜保護の性能が徐々に劣化していることが判断できます。屋根材には細いひび割れが見られました。スレートがひび割れる原因は様々です。ノンアスベスト屋根材の先駆けとなったレサスやコロニアルNEO等は割れやすいという特徴がありますので、屋根塗装ではなくカバー工法や葺き替えを行いましょう。これらの屋根材が使用されているのは2000年前後に建てられた新築が多いですので、まずは屋根材の種類を判別することが重要になります。
建築後や葺き替え後数年内にひび割れる事もあります。釘を打ち込んだ際に出来たひび割れが拡大することもありますし、施工中に屋根材を踏むことで割れることもあります。築年数が経過し屋根材が劣化することでひび割れる確率も高くなりますが、どのようなお住まいにもひび割れが起きる可能性は必ずありますし、ひび割れが起きないお住まいももちろんございますので、点検時にしっかり確認しておきましょう。
超高耐久シーリング材「オートンイクシード」


棟板金はスレートの頂部を保護するために必ずありますが、板金の継目をシーリング材で塞いでいます。シーリング材は太陽光や雨水に晒され続けることでひび割れ・亀裂・肉痩せを起こしてしまいますので、雨水の浸入を防ぐ為にも定期的な補修を行っていきましょう。
今回見られた屋根材のひび割れも棟板金に見られる隙間もシーリング(コーキング)材で補修が可能ですが、出来るだけ耐久性に優れたシーリング材を使用し隙間を塞いでいきましょう。今回ご紹介するのは20年以上の耐久性を持つオート化学工業のオートンイクシードです。高い耐候性・耐久性・弾性を持ち、劣化の原因となる可塑剤も含まれていないため長期間に渡って性能を発揮することが可能です。


寿命が3年程度の安価なシーリング材もありますが、屋根はお住まいの中でも最も過酷な環境下にありますので出来る限り耐久性に優れた材料で補修を行い、メンテナンス回数を減らしていきましょう。シーリング材での補修は一時的に目立ちますが、この上に塗装を行う事が可能ですので、全く目立たなくなります。
棟板金の釘に浮きや抜けが見られる場合はシーリング補修を行っても横から雨水が入り込んでしまいますので、補強もしくは交換を行ってしっかり固定し直しましょう。
下地補修は屋根材を長持ちさせる為に必要な工程です

メンテナンスでは塗料の性能が重視されがちですが重要なのは下地です。屋根材が割れにくくするにはどうすればいいのか、棟板金が飛散しないようにするのはどうすればいいのかを考えるのは、雨漏りを起こさせないため、お住まいを守るためです。そして屋根材の全体保護と美観性を維持するために塗装を行い工事完了となります。工事には費用がかかりますが、今後大きな費用をかけずに長持ちさせる為に必要なメンテナンスですので、経年劣化が酷くなる前の補修を心がけましょう。
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