今回は千葉市花見川区のお住まいにも多く使用されている木材の塗装前確認です。現在は錆びにくく腐食しにくいアルミサッシが主流ですが、以前は木材が使用されることも多く、現在も木製サッシを販売しているメーカーも多数ございます。高性能で温かみのある風合いから今なお人気がありますが、耐久性を維持するためには定期的なメンテナンスが必要になりますので、腐食してしまう前に補修・保護を心がけましょう。
木部のメンテナンス方法


こちらのお住まいでは雨戸やサッシに木材が使用されていました。一般的に外側に露出する部位には、頻繁なメンテナンスが必要ないアルミや樹脂を使用している事が多いのですが、昔からある日本住宅のみならず現在は古民家や和モダン住宅にも注目が集まっておりますのでまだまだ需要が高い素材です。木材は断熱性が高いだけでなく、アルミ等と比べると熱が伝わりにくい為結露を起こしにくく快適な空間を作ってくれます。しかし木部は湿気や雨水に晒されると腐食してしまうので塗装で保護していく必要があります。
木部塗装に使用される塗料には、木目を活かす浸透型塗料と外側に塗膜を形成する造膜型塗料があります。ホームセンターでも販売されていて恐らく一度は目にしたことがある木部塗料の代表製品「キシラデコール」は水性・油性、浸透・造膜と多くのタイプが揃っていますので、臭いや見た目、耐久性を検討した上で使用していきましょう。


木部が腐食してしまった場合は?
天然木材はささくれも起こしますので塗装前にサンディング(紙やすりなどによるペーパー掛け)を行い、下地調整をしてから塗装していきます。こちらは油性の浸透型を使用していますので、塗料が木部に染み込み内側から保護を行います。場所によって吸い込み方が異なりますので塗装後は同じ色に仕上がらない可能性もありますが、木材ならではの手触りは維持できます。造膜型塗料はツルツルとした手触り感になり耐久性に優れていますが、しばらくすると塗膜がペリペリと剥がれてしまいますので、サンディングで剥がし塗り直しましょう。


塗膜の耐久性が劣化し木材が腐食してしまうと、塗装をしても回復はしません。また目視で腐食が見られなくても、実際に触ってみてフカフカとした柔らかい手触りを感じたら内部が腐食していますのでこちらも交換が必要です。アルミサッシ等は破損した際に全交換となるケースが多いのですが、木材は部分的にカットして補修することもできるメリットがあります。腐食した木材は雨水の浸入を招く他、様々なトラブルを引き起こしますので早めに補修しましょう。
定期的にシロアリ対策を行いましょう

木材の腐食は木造住宅の天敵【シロアリ】を誘因する原因となります。通常は森の分解者とも呼ばれていて倒れた木を土に還す役割を担っているシロアリですが、腐食した木材や段ボールはシロアリの好物ですので招きよせ被害をもたらせてしまいます。日本で家屋に被害をもたらすシロアリは4種類ですが、全国どこにでも分布していますので定期的なシロアリ点検を行っていく必要があります。木の表面には出てこないため目で発見することは難しいですが、床下や屋外のウッドデッキや基礎部分に「蟻道」や糞粒があるかで確認することは出来ます。まずは木材の状態確認をし定期的な点検・白蟻駆除を徹底しましょう。
街の外壁塗装やさんは塗装メンテナンスだけでなく、木材補修やシロアリ点検を承っておりますので、お住まいの気になる事がございましたらお気軽にご相談ください。点検・お見積りは無料ですのでご安心ください。
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