船橋市にお住まいのお客様より屋根外壁塗装メンテナンスのご依頼を頂きました。今回が初めての塗り替えになりますので、施工費用とお勧めの塗料も含めてアドバイスが欲しいとの事でした。そこでまずはスレート屋根材の経年劣化と塗装前の注意点をチェックし、メンテナンスをご提案させて頂きました。
初めての塗り替え前調査


棟違いになった2階屋根には天窓(トップライト)とアンテナが取り付けられていました。アンテナは経年劣化により錆が発生したようで、その錆が棟板金にまで移っていました。腐食もなく釘浮きも見られませんでしたので、今回はスレート同様に塗膜保護を行い錆の進行を防いでいきたいと思います。スレートは塗膜の劣化によって苔や藻の付着が目立っていましたが、破損や浮きは見られませんでしたので、高圧洗浄で汚れを落として塗り替えが可能でしょう。
天窓は雨漏りの原因になる為、メンテナンスを心がけましょう


隣家が近いため採光を取り入れる為の天窓(トップライト)があるお住まいは年々増えてきていますね。天窓は壁の窓と比較すると採光は3倍、換気は4倍もの効果があると言われています。しかし屋根に取り付けられているため、なかなかメンテナンスも清掃も出来ていないという方も多いかと思います。しかしそのせいで天窓の25~30年の設計耐用年数を過ぎているお住まいも少なくありません。耐用年数を過ぎると雨漏りのリスクも高まりますので、屋根塗装等のメンテナンスに合わせて定期点検を行っていきましょう。
続いては1階屋根です。大屋根同様に苔や藻の付着は見られますが、こちらも破損もありませんので塗装で補修が可能でしょう。

外壁との取り合いにある棟板金は継ぎ目のコーキング材が劣化し隙間が出来てしまっていましたので、隙間を塞ぎ雨水の浸入を防いでいきましょう。棟板金の内部に雨水が入り込むと、貫板と呼ばれる板金下地が腐食し棟板金が飛散してしまう可能性が高くなります。貫板を固定している釘の穴によって雨漏りも起こしたり、強風により板金飛散を起こす事もありますので、トラブルが発生する前に対策を行っておきましょう。
今後の方向性に合わせて使用塗料を決めましょう


今回は塗り替え以外に、既に使用していないアンテナの撤去と天窓のメンテナンスをご提案させて頂きました。また少し費用が高くなっても塗り替えの回数を減らしたいとの事でしたので、シリコン系ではなくフッ素系塗料をご提案致しました。シリコン系塗料は10~15年での塗り替えが目安と言われていますが、フッ素系塗料に変更することで15~20年程度の耐久性・耐候性が期待できます。30年後までに3回の塗装を行うか、2回の塗装を行うかでは長期的に見たトータルコストは全く違いますので、今後どのようにメンテナンスを行っていきたいかを検討した上で使用塗料を決めていきましょう。
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