岡崎市八幡町にて、はるかべ工法(タイル施工)用のサイディング施工中です
はるかべ工法とは
タイルの施工方法には湿式工法(モルタル施工)と乾式工法(接着剤貼施工)の2種類があります。
「はるかべ工法」とはLIXILが開発した外壁にタイルを貼る乾式工法のひとつです。
昔は外壁にタイルを貼る場合、モルタルで下地を作り、そこにタイルを貼り、目地を積めていきました。しかしこの工法だと将来的にモルタルの劣化により、タイルが落下してしまいます。建物の上の方からタイルが落ちてきて人に当たったらとても危険です!そのため、外壁のタイル施工ではモルタルによる貼り付け(湿式工法)は行われなくなってきました。
はるかべ工法は、タイルを壁に貼り付けるために弾性接着剤を利用する乾式工法です。振動や衝撃に強い接着剤で固定していくため、下地材の乾燥収縮、もしくは地震による変形によるタイルの剥離やタイル表面のひび割れも起こりにくく、現在の外壁タイル工法の主流となっています。
タイルは基本的にメンテナンスフリーです。初期費用は掛かりますが、外壁塗装に比べて経年劣化による塗り替えの必要もなく、メンテナンスにかかる費用を大幅に軽減することが期待できます。建物を高級感のある仕上がりにすることができます。
岡崎市八幡町にて、サイディングの施工をしています。最終的な仕上げはタイル施工となりますが、まずはタイルを貼るための下地を作る必要があります。今回はタイル施工の中でもボンドでタイルを貼っていく「はるかべ工法」にて予定しています。「はるかべ工法」専用のサイディングにて施工していきます。

サイディングを施工するための防水シートと下地の胴縁、水切り金物の取付まで完了しています。

水切りが壁に固定されています。この上からサイディングを施工していきます。

職人さんがサイディングを加工しています。サイディングは頑丈なので、ダイヤモンドチップソーという切れ味抜群の刃でカットしていきます。
下でサイディングを加工する人と、足場の上でサイディングを貼っていく人に別れて作業を進めていきます。職人さんが3人がかりで数日かかる作業です。まずは基礎のすぐ上に水切りを設置し、そのあとサイディングを施工していきます。
下から上に向かって順番に施工していきます

寸法を当たっているところ。

金物のところで繋いでいきます。全てのサイディングが貼り終わったら、繋ぎ目にコーキングを施工します。

角の繋ぎ目です。ここも最後はコーキングで仕上げます。
水切りの取付が完了したら、下から順番にサイディングを施工していきます。事前に施工しておいた金物のところを繋ぎ目と設定し、施工していきます。建物全体のコーキングが完了したら、コーキングで仕上げていきます。

加工したサイディングです。これを横向きにして貼っていきます。

窓に合わせて加工してあるサイディングをはめ込んでいきます。
窓があるところでは、窓の形に合わせてサイディングを加工していきます。場所によっては窓2箇所分の加工が必要なところもあります。職人さんの腕の見せ所ですね!サイディングを貼るときは職人さん2人で息を合わせて1枚1枚丁寧に貼っていきます。写真には写っていませんが、横に長いサイディングを取りつけていきますので、2人がかりで作業しています。ひとつひとつの作業を確実に進めていくことが施工の品質向上に繋がり、結果お客様の家を長く綺麗に保つことに繋がっていきます。
釘はサイディング施工専用の抜けにくい釘を使います


サイディング用の専用釘にて固定していきます。エアーコンプレッサーを使ってバシバシ打っていきます。この釘には返しが付いていて、固定すると全然抜けてきません!昔の釘は返しがなかったので経年変化で自然に抜けてきてしまうことも多かったとか。もちろんステンレス製なので、雨に濡れても錆びませんのでご安心を!釘の頭が出てしまっているものは、カナヅチで叩いてサイディングより引っ込むようにしていきます。
サイディング施工が完了したら、繋ぎ目にシリコンを打つ工程に移っていきます。
サイディングの施工や、はるかべ工法、タイルの外壁をお考えの方は何でもお気軽にご相談くださいませ!
記事内に記載されている金額は2020年05月01日時点での費用となります。
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