築50年なので地震や台風の影響を数多く受けていたでしょう。
壁の色が変わっている箇所は増築した部分です。増築部分はどうしても歪みが寄りやすいのでひび割れが起こりやすくなります
雨水の侵入によりどんどん開いてきたことがわかります。
放置すると外壁が欠落することもあるので丁寧に補修することが大事ですね。
ひび割れの補修はその大きさや幅によって方法が変わります。
本日は２つの補修方法をご紹介します！
是非、参考にしてくださいね(^_-)-☆
微弾性フィラーとはクラック（ひび割れ）などの隙間を埋める下塗り材フィラーの一つで塗膜の弾性を持たせる働きがある耐性の強い下塗り材です。
触った感触はドロッとした感じで乾くと乾燥した木工ボンドのように柔軟性があります。
今は白い状態ですがこのあと塗装するので色は分からなくなります。
大きいひび割れの場合は奥の方で枝分かれしていて複雑な形になっており、表面から埋めても内部まで補修材を行きわたらすことができません。
ですので一旦ひび割れを削り取ってしまうのです。サンダーと呼ばれる工具に専用カッターを取付け削っていきます。
「Uカット」と呼ばれる名前の所以はカッターの刃がアルファベットの「U」の形状になっており、外壁がUの字状に削られるからです。
刃を変えると補修の名前も変わるので「V」の字の刃を使うと「Vカット」となります。
このシーリング材は簡単にいうとゴムのような性質があります。
削ったひび割れ箇所にシーリング材を充填しグッとヘラなどで押し込んでひび割れの奥までシーリング材を行きわたらせます。
実はひび割れた箇所はまた揺れなどの力が加わりやすいためまた割れやすいです。そこで柔らかいシーリング材を使ってクッション性を持たせ揺れによる挙動にも耐えられるようにします。
まず、モルタルプライマーと呼ばれる接着材を塗布します。樹脂モルタルを充填しコテで押さえていきます。
このコテを使った作業は左官職人の作業として一般的に知ってる方も多いと思います。
ただ、このコテを使う前に様々な工程を経ていることはあまり知られていません。
今回の大きなひび割れ補修は
①Uカット（削り）→②シーリング（柔軟性を持たせる）→③樹脂モルタルで成形（仕上げ）の順番で行いました。
今回使用した樹脂モルタルは強固に硬化しますので強度が高くこれで一安心です！！
同じように外壁のひび割れが気になっている方の参考になれば幸いです。
（うちもひび割れが気になるな）という方は気軽にご連絡くださいませ。
では、次回のブログでまたお会いしましょうm(__)m
街の外壁塗装やさん大阪平野店
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記事内に記載されている金額は2023年07月10日時点での費用となります。
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