シーラーは下地をカチッと固めて上から塗料を乗せやすくします。
つまり劣化が著しい面に関しては、合計4回塗料を塗り重ねることになります。
築年数は30年を越えており、今までに塗装工事をされていなかったので下地が日の当たりやすい面を中心に劣化が進んでいました。
最初に施工する塗料はフィラーと呼ばれる微弾性の接着剤の役割を果たす塗料を塗布します。
フィラーは真っ白なので、塗装をすると塗った箇所が分かりやすく白色に変化します。
またフィラーは接着剤の役割のほかに、細かい外壁のひび割れを補修してくれたりしますので、塗り漏れの無いように慎重に作業します。
平らな凹凸の少ない箇所に塗装する場合はローラーを転がすとスイスイ進みますが、リシンはごつごつしているので、中までしっかり押し込みながら塗料を入れ込まないといけません。
普段作業をしていない人がリシンに塗装するとすぐに腕がパンパンになるくらい大変な作業です。
今回はアステックペイントのスーパーラジカルシリコンGHを使用して塗装しています。
2回目からは同じ材料を塗り重ねて塗装します。
フィラーよりもクリーム色感がある色で塗装しましたので、塗った箇所がよくわかります。
天井の塗装は上を向きながら施工するので、顔に塗料が落ちてくることがよくあります。
記事内に記載されている金額は2024年04月24日時点での費用となります。
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