三木市にてモニエル瓦の塗装を行いました。
粘土瓦と違い、セメント瓦やモニエル瓦は表面の塗装で耐候性を保っているため、定期的に塗替えを行う必要があります。
セメント瓦とモニエル瓦は、成分として大きく違いはないのですが、表面に施された塗装に違いがあるので、塗装する際に注意しなければいけないポイントがあります。
モニエル瓦の表面には「スラリー層」と呼ばれる厚い着色層があり、このスラリー層があることで、上から塗り替えを行ったとしても、後々スラリー層とともに塗膜が剥がれてしまうということが起こってしまうのです。
なので、モニエル瓦の塗装を行う際は、
スラリー層を除去する☆入念な高圧洗浄☆
脆弱なスラリー層を強化する☆下塗り塗料にスラリー強化プライマーを使用する☆ことが重要です。
モニエル瓦は、以前に塗装した塗膜がかなり剥がれてしまっている状態です。
防水性が失われ、このまま放置してしまうと、雨漏り等の原因になってしまいます。
入念な高圧洗浄で表面のスラリー層を取り除いていきました！！
高圧洗浄で取り除くことができない場合は、ケレンを行い、手作業でスラリー層を除去します。
しっかり乾燥させて、下塗りにスリラー強化プライマーを塗っていきます(^O^)／
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