マンションというと鉄筋コンクリートの大きな建物を思い浮かべる方がほとんどだと思います。アパートというと、2階建て以下の木造の共同住宅を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。「コーポ」や「ハイツ」もアパートのイメージに近いと思います。これらは一体、どこが違うのでしょうか。
実をいうと「マンション」も、「アパート」も、慣習でそう呼ばれているだけであって明確な線引きがあるわけではありません。誰が言い出したかは分かりませんが、鉄筋コンクリートの大きな建物をマンション、木造2階建ての集合住宅をアパートを呼ぶようになり、それがイメージとして定着してしまったのです。ハイツやメゾンなどの外来語も本来の意味は「家」であり、そもそも共同住宅を指すものではありませんでした。コーポは和製英語で、これには共同住宅という意味が含まれています。
多様化している共同住宅の呼び方ですが、こういった賃貸を扱っている不動産会社では独自基準を設けているところもあるようです。その基準は鉄筋や鉄骨などの構造であったり、モルタルやサイディング、ALCなどの外壁材で決められているそうです。
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