値上げというのはまず大手が行って、それに他のメーカーが追随していくものというある種、しきたりのようなものが存在します。まあ、中小が先に値上げを行って、大手が従来の価格で販売を続けていたら、中小はたちまち会社がなくなってしまうでしょう。世界第4位、国内第1位のシェアを持つ日本ペイントが値上げを発表したら、それに次ぐ大手の関西ペイントもプレスリリースを発表しました。4月1日納入分から値上げされるそうです。
希釈に使うシンナー類を10~12%値上げ、工業用塗料を8~10%値上げ
関西ペイントでは工業用塗料を8~10%値上げするとアナウンスしています。工業用塗料ですから、こちらの値上げの一般的な戸建て住宅への影響はほぼないでしょう。現在、一般的な戸建て住宅への外壁塗装は水性塗料が使われることが増えてきましたが、屋根塗装などには油性(溶剤)を一般的に使用しています。油性(溶剤系)塗料の希釈に使うのがシンナーで、こちらは10~12%値上げすると発表しています。1割以上ですから、結構な大幅値上げです。
国内大手の1位と2位が値上げしたら、3位も値上げするのでしょうか。現在、塗料の主原料となる原油、白色顔料の世界的な高騰が続いているだけでなく、円高も進行しています。外部の環境的には値上げせざるをえない状況なのです。一般的な消費者としては値上げ前に外壁塗装や屋根塗装を行いたいですよね。日本ペイントや関西ペイントの以外の塗料はまだ値上げが発表されていないから大丈夫とお思いの方もいるでしょうが、外部環境的には値上げに踏み切らざるえない状態です。外壁塗装や屋根塗装を考えている方は計画を早めた方がよさそうです。
記事内に記載されている金額は2018年03月05日時点での費用となります。
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