近年、軒ゼロ住宅が人気になってきているそうです。軒ゼロ住宅とは、軒がない、または短い住宅のことを指し、軒の出が25cm以下、ケラバの出が15cm以下の住宅が軒ゼロ住宅に分類されています。軒ゼロ住宅は軒が短いことで狭小地でも室内スペースを広く確保できたり、軒の分の建材の必要がなくなるためコストを軽減できたりなどのメリットがあります。見た目も個性的なデザインで人気です。しかし、軒ゼロ住宅は雨漏りのリスクが高くなるというデメリットもあります。では、軒ゼロ住宅はなぜ雨漏りのリスクが高くなってしまうのでしょうか?
一般的な住宅は軒の長さがあることで雨水や日射などのダメージから外壁を守ってくれています。軒ゼロ住宅は軒が短いため、その分雨水や日射などのダメージを受けやすくなります。ダメージを受けやすくなることで、窯業系サイディングの外壁はコーキングの劣化の原因にもなります。
コーキングが劣化し亀裂が発生すればそこから雨水が浸入する可能性もあります。また、軒が短く直接雨水が当たってしまうことでサッシ(窓枠)や屋根と外壁の取り合い部分から雨水が浸入し腐食の原因にもなるのです。このように、軒が短く雨水が直接当たってしまうことで雨漏りへと発展してしまうリスクも高くなるのです。
軒ゼロ住宅に住むことをご検討の際は、メンテナンスをこまめに行ない雨漏りの対策をすることが大切です。雨漏りだけじゃなく、紫外線が外壁に当たりやすくなることで塗膜の劣化にも繋がります。塗膜が劣化することで色褪せや苔・藻・カビの発生にも繋がり美観も損なってしまいます。軒ゼロ住宅にお住まいの方は外壁の色を色褪せしにくい色や
汚れが目立ちにくい色を選択してみるのも良いかもしれません。軒ゼロ住宅には魅力的なメリットもありますがその分デメリットもあります。雨漏りなどを防ぐためにも、こまめにメンテナンスを行なうと良いでしょう。
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