私達、街の外壁塗装やさんでは、屋根塗装工事も承っております。現在日本で多く普及されている化粧スレートも塗装工事が必要な屋根材となりますよね。化粧スレート屋根の塗装の工程には「縁切り」という作業があり、この縁切りはとても重要な作業となります。では、縁切りはなぜ重要な作業なのでしょうか。
縁切りとは
化粧スレート屋根の屋根材が重なっている部分には実は隙間があり、この隙間は雨が降った際に屋根内部に入り込んだ雨水を排水するというとても重要な役割を担っています。雨水が隙間から抜け出ることで、屋根の内部に溜まらないような仕組みとなっているのです。しかしこの隙間は、屋根塗装を行なった際に塗料で埋まってしまいます。そのままにしてしまうと、屋根内部に雨水が溜まってしまい、野地板の腐食や雨漏りの原因となってしまいます。そこで重要となる作業が縁切りです。縁切りは、塗料が完全に硬化した後に手作業で切れ目を入れ隙間を確保していく作業なのです。この縁切りがあまいと、雨漏りの原因にも繋がってしまう可能性があります。そのため、縁切りはとても重要な作業なのです。
タスペーサーを使用した縁切りが主流となっている
屋根の塗装作業の工程は、下塗り→中塗り→上塗りという流れとなりますが、近年では下塗りが終わった時点でタスペーサーというものを差し込んで隙間を確保する方法が多くなっています。縁切りは、手作業で屋根材と屋根材の間に切れ目を入れるため、関係ない塗膜部分が剥がれてしまったり、作業時間がかかるなどのデメリットがあるためです。下塗りが終わった時点でタスペーサーを差し込んで隙間を確保すれば、塗膜を傷つける心配もなく、作業時間も短くなるのです。化粧スレート屋根の塗装工事で縁切りはとても重要な作業の一つです。工事を依頼される際には、工程や作業内容についても知っておくと良いかもしれません。屋根塗装工事の料金は、遮熱塗料を使用した場合は税込217,800円~(※屋根面積60㎡まで)となっております。お気軽にご相談ください。
記事内に記載されている金額は2022年11月10日時点での費用となります。
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