春日井市高森台にて屋根の塗装を施工しています。
屋根の瓦はセメント瓦です。
現在、セメント瓦の製造は、年々減っています。
なんででしょう?
それは、セメント瓦にも弱点があるからです。
今は、セメント瓦にも勝る良い瓦が開発されてきてます。
良い瓦がでてくれば、人気のない商品の製造が止まるのは、当たり前の話です。
では、セメント瓦とは、どのように製造されているのでしょうか?
セメント瓦とは、セメントと、川砂を重量比1対2、あるいは、1対3で固練りに混ぜたモルタルを型に入れて
成型したものです。
形状により、和形、洋型、平型、S型の種類があります。
では、セメント瓦の特徴とは?
セメント瓦もカラーベスト同様に、それ本体には防水性能はほとんどありません。
また、塗料で着色するので、どんな色にもすることができ、家の形や壁の色に合わせて変えることができます。
また、経年劣化によってセメントの劣化が進み、瓦がスカスカになり、色落ちし、表面が劣化してきます。
その為に、塗装を繰り返して行うわけです。
セメント瓦に、こんな現象はありませんか?
まずは、塗膜の劣化や剥がれです。
コンクリート瓦の塗料が剥がれたケースです。
塗膜の劣化が著しい場合や塗装方法に問題がある場合は、塗装後2年から3年で塗料が剥がれる恐れがあります。
また、酸性雨や紫外線等により、劣化して色があせると、外観が損なわれるだけでなく、下地のセメントが露出して
石灰分が流されてしまい、瓦そのものも劣化してしまいます。
塗膜の重要性がよく、分かりますね。
次に、カビや苔の発生です。
埃や土などが表面に蓄積し、カビや苔が発生しているケースです。
一旦、発生すると更に埃が蓄積しやすくなるため、早目のお手入れが肝要です。
また、毛細血管により、重なり部分に発生したカビや苔が瓦の裏に水を運び、雨漏れの原因になります。
皿い、下地を腐らせ、建物の構造体を痛める恐れがあります。
なんと、怖い話でしょう、こんなことも、あるんですね。
たかがカビや苔ですが、されどカビ、苔になりますね。
最後に、瓦のひび割れです。
瓦に、何らかの衝撃が原因で起こるケースです。
よくある例は、アンテナの取り付けや補修時に衝撃が加わり、割れる場合があります。
職人さんの点検が鉄則ですが、見落としがよくあります。
また、構造の際の小さなヒビに水が入ったり、瓦を固定するための釘が錆びるときに膨張することでできる
割れなどが原因です。
脱落だけでなく、雨漏れの大きな要因に繋がります。
結構、いろんな原因がありますね。
塗装の足場を組むために、職人さんが思い足場をもって屋根の上に上がるときは、よほどの注意が必要ですね。
記事内に記載されている金額は2019年02月16日時点での費用となります。
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