外壁塗装といっても外壁材の種類や部位などで方法は多種多様です。
今回は外壁塗装よりもある意味重要なコーキングのメンテナンスについてお話します。
コーキングとは？メンテナンスしないとどうなる？メンテナンス方法は？など、ひとつずつ解説していきますね。
外壁はボードを組み合わせているので、必ずつなぎ目ができます。
このつなぎ目（目地）に充填されているのがコーキング材です。シーリングとも言いますが、同じです。
外壁材と外壁材の間で緩衝材の役割を果たし、隙間から水の侵入を防ぐ役割もありますので、家にとってとても重要なものなのです！
コーキングは外壁材の微細な動きと共に常に動いています。
そのため、外壁材よりも劣化しやすいと言われています。
コーキング材の中には可塑剤という柔らかさを出す成分が入っています。
この可塑剤が表面に出てきてしまうとネバネバになります。
ここにほこりなどの汚れが付くと黒く汚れてしまいます。この汚れも劣化症状の一つです。
最初は弾力のあるコーキング材ですが、年月とともに硬化して痩せてきます。
さらに硬化が進むとひび割れが発生し、剥がれ落ちてしまうこともあります。
そうするとそこから水が浸入する恐れが出てきます。
最近の塗料は品質が上がり、耐用年数が20年以上というものも出てきました。
一方、コーキング材は耐用年数が10年未満というものがほとんどでした。
ですので、外壁はまだきれいなのでコーキングだけを打ち直すという施主様もいます。
そこでメーカーが開発したのがノンブリード（ブリード＝可塑剤）のシーリング材です。
可塑剤が入っていないので劣化してべたべたが表面に出ることなく、痩せたり硬化したりすることもなく、長持ちするというシーリング材が開発されています。
対候性テストでは30年超の結果も出ています。
興味のある方はお問合せ下さい！
痩せや亀裂など重症なら打ち替え、軽症なら増し打ちという方法で行います。
打ち替えは文字通り古いコーキング材を全て撤去して、新しいコーキングに打ち替える方法で、増し打ちは今のコーキングの上に打つ方法です。
まずカッターを使い古いコーキング材を撤去します。
完全に撤去してきれいに掃除します。
マスキングテープで養生をし、プライマーを塗布します。
新たなコーキング材を充填します。
ヘラでならします。
硬化しきる前にマスキングテープを撤去して完成です。
サッシ周りは増し打ちをすることが多いです。
基本、工程は同じです。
コーキングの打ち替えだけお願いしたいんだけど・・・
というお問合せももちろん大歓迎です！
ただ実際に点検にお伺いすると、残念ですが外壁材も一緒にメンテナンスが必要です・・・というケースも少なくありません。
大事なのは早め早めのメンテナンスです！
これ、どうなのかな？と思ったら、是非一度点検に伺わせてください！
お問合せをお待ちしております(^-^)
「大した工事じゃないんだけどいい？」「ちょっと遠いけど来てくれる？」「点検や見積もりにお金がかかる？」などなど何でも聞いてください！(^-^)
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