■チョーキング現象とは?
みなさん、家の外壁に起こる【チョーキング現象】って知っていますか?
誰しも一度はこんな経験あるのではないでしょうか。ガードレールに触ったら、白い粉が手についたことはありませんか?
幼いころの薄っすらな記憶のなかで、何度も手に白い粉が付いた経験がわたしはあります。これが所謂、【チョーキング現象】なのです。
なので、外壁を触ったときに、手に白い粉がついたらそれがチョーキング現象です。外壁の劣化の症状の一つで、初期症状になります。すぐに塗装をしなければならない!というわけではありませんが、放っておくと水分が壁の中に入り込み、コケやカビが発生します。また、酷い場合は外壁が割れて雨漏りの原因にもなりかねません。
外壁だけでなく、サイディングとサイディングの継ぎ目に使うシーリング・窓廻りの雨仕舞に使うシーリングもチョーキングする場合があります。こちらも、放っておくと劣化が酷くなり、結果、雨漏りの原因になるので、早めの対処が必要になります。
■自分でできるチョーキングの確認方法
自分でどうやったらチョーキングしているかわかるのでしょうか。
先ほどご説明した通り、外壁を指で触れば指に白い粉がつきます。とても簡単ですよね。
あまりに白い粉が付く場合は、雨の日など外壁が濡れたら、外壁の色が変わる現象が起きます。
■様々な現場のチョーキング現象
■チョーキングの原因
さて、チョーキングの原因は一体なにがあるのでしょう。
・外壁部分は屋外にずっとさらされており、紫外線をひたすら浴びているため、塗装面の劣化。
・住んでいる場所の気候、諸々の条件に適さない塗装材料を使用した、施工不良。
・外壁に塗装をするときに、塗料がしっかりと混ざっていなかった、施工不良。
■外壁劣化症状の見極め方
レベル どうなる? どういう状態?
0 外壁に艶がある ・太陽に当たると艶々している
1 外壁の艶が落ちる ・艶は少しなくなったが防水効果はある
2 外壁が変色 ・色褪せていき色味が変わってくすんでしまう
3 チョーキング現象 ・手で触ると白い粉が付く状態
・防水効果が切れてきた合図
4 外壁がひび割れ ・ひび割れから雨水が浸入し、下地が傷んでしまう
5 外壁の剥がれ ・外壁の下地材が外部にさらされてしまう
・急激に劣化してしまう
記事内に記載されている金額は2020年02月12日時点での費用となります。
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