リゾート地に別荘やセカンドハウスをご所有の皆様へ
山、海、高原のような環境に位置する別荘は、環境要因によって建物の耐久性が早期に低下する傾向があります。
森林に囲まれた地域では、落ち葉の堆積と湿気が挙げられます。海辺では、塩分による建物の腐食が問題となります。高原地域では、紫外線の強さが影響します。自然豊かな場所が建物にとっては困難な環境であることも多いです。
別荘のオーナー様に役立つメンテナンスのアプローチを詳しく解説します。
「海の近くは潮風などで塩害があるのはわかるけど、山や高原が住まいにそんなに悪影響とは思えない」「高原などは湿気も少なくて建物には良さそう」と考えられる方もいらっしゃるでしょう。しかしそうではないのです。山や海、そして高原ではどのようなトラブルが起こるのかをご紹介します。
お住まいの近くに森や林、木々が立ち並ぶ公園などがある方はご存知かもしれませんがそれらの木々は春から夏にかけて花を咲かせて葉をつけて、秋になると葉が枯れ落ち葉が周囲に散乱します。
そしてお住まいと至近距離に木々があると雨樋に積もって埋め尽くしてしまうこともあるのです。山や森の中にある別荘はその落ち葉の量が桁違いに多いとお考えください。
山や森は自生する植物の種類によって異なることもありますが一年中落ち葉で溢れています。そんな中に建つ別荘はベランダやバルコニーに足首が埋まるくらいまで落ち葉が溜まることも珍しくなく屋根や庇の上にはいくら払い落してもキリがないくらい降り積もります。
これが乾燥した落ち葉だけならまだマシなのです。積もり積もった落ち葉に雨が降ると状況は悪化します。雨水は落ち葉の隅々まで浸透し、これがなかなか乾燥しないのです。そんな状況が屋根やバルコニー、ウッドデッキで発生するため見た目も損なわれ手入れをする手間も大変なものになります。
かといって放っておけば降り積もった落ち葉が分解をはじめ、その影響で屋根やウッドデッキはカビて腐朽菌が付着し別荘のあちこちで分解がはじまります。
海の近くに建つ別荘で起きる劣化として予想しやすいのは塩害です。塩害だけであれば建物のメンテナンス周期を短くすることで被害の予想もしやすく防ぎやすいのでしょう。しかし塩害とは海から吹く風によってもたらされるものです。風は塩を含んだ湿気だけでなく砂も運んできます。
その為、少し放置するだけであっという間に別荘の金属部分には錆が発生するため金属製の部材の取り付け位置や向きには注意しなければいけません。
また風が運んでくる砂は潮風同様に塩分を含んでいるためこれが別荘に付着することで錆を発生させます。このことを知らないまま別荘に住み続けるとある日突然郵便ポストに穴が空くということも考えられます。
金属製の建材の使用量を減らせば問題ないのではないかと考える方もいらっしゃるかもしれませんがどこに潮風や砂が被害をもたらすかは誰にも予想できません。
高原は基本的に山のように標高が高い土地です。森や林が近くにあることもあるため山のように落ち葉による被害からは免れません。
そして高原の場合、落ち葉による被害以外にも紫外線による被害に注意しなければいけません。
紫外線は日焼けの原因になったり建材を劣化させたりする原因になります。
紫外線が強い場所と聞くと砂浜など海の近くを連想するかもしれませんが標高が高い高地の方が多いこともあるのです。
高原など標高が高い土地はそれだけ空気が薄くなります。空気が薄いと普段は拡散される太陽光が拡散されず地表まで届きやすくなるため、降り注ぐ紫外線の量も街中より増えてしまうのです。一般的に標高が1000m高くなれば紫外線の量は10%増えると言われています。
それ以外にも建物の近くに植物が生い茂っていればその蔦がお住まいに絡みつき外観や耐久性の面で悪い影響を及ぼすこともあります。
また別荘は日常的に人が住んでいることが少ないためどうしても換気量が少なくなり、屋内に湿気が溜まりやすいという面もあるのです。
そのように別荘周辺の環境のみならず人が常に生活してないということも別荘を傷める一因となります。
自然豊かな環境に建つ別荘は
一般的なお住まいよりメンテナンスに注意しなくてはいけません
ここまでご紹介してきたように自然豊かな環境に建つ別荘は街中にある一般的なお住まいより何かと手がかかるものなのです。
別荘に頻繁に滞在するという方も年に数回しか滞在しないという方も別荘はマメにメンテナンスをしなければいけないということを心掛けてあげてください。
外壁塗装や屋根塗装などの塗装工事も街中のお住まいよりも工事サイクルを短くし早めに行った方が建物を維持しやすくなります。
普段使わないからとメンテナンスを怠ると堆積した落ち葉の水分や塩害、強烈な紫外線により別荘は思いも寄らないスピードで劣化し気付いた時には取り返しのつかない事態になりかねません。
私たち街の外壁塗装やさんではそんな別荘の塗装工事も承っております。別荘の外壁や屋根の塗装などメンテナンスに関するお困りごとなどお気軽にご相談ください。
また年に数回などたまにしか別荘に滞在しないという方は管理会社に別荘を管理してもらうというもの1つの対策になります。管理会社が見回りや点検を行い、報告までしてくれるのでそういったサービスを利用しても良いでしょう。
「ログハウス」のメンテナンスには専門的な知識が必要です
テレビなどではよく見るログハウス、丸太を中心とした木をたっぷりと使ったその作りはワイルドさを感じながらも中に入れば木の温もりを感じることができて一度は住んでみたいと思う方も多いことでしょう。そんなログハウスは見た目の通り街中に建つ一般的なお住まいとは外観も構造も全く違います。
一般的なお住まいとは異なるログハウスはメンテナンス方法も一般的なお住まいとは異なるのです。そのため業者にお願いしようとしてもログハウスのメンテナンス知識を持っていないという業者も珍しくありません。
しかし私たち街の外壁塗装やさんはログハウスの構造やメンテナンス方法も熟知しております。そのためログハウスの塗り替えなどのメンテナンスも何棟も手掛けております。
またログハウスの知識がない業者が行ってきた誤ったメンテナンスの現場も数多くみてきました。そんな私たちからお伝えしたいのはログハウスのメンテナンスを依頼する業者は慎重に選んだ方が良いということです。
所有している別荘が普段生活している場所から遠くて点検に立ち会うことも難しいです。街の外壁塗装やさんに点検をお願いして見積もりを作成してもらい金額で折り合いがつけば工事までお願いしたいのですが可能ですか。
本来であればお客様に別荘の状態を確認していただくためにも点検に立ち会っていただくというのが理想ではあります。どうしても立ち会えないということであれば私たち街の外壁塗装やさんが責任をもって点検し適切なお見積りをさせていただきます。
点検の際に建物の状況をしっかりと撮影し、データをお送りいたしますので見積とあわせてご検討ください。
お見積りにご納得いただき工事までお任せいただけることになれば工事の様子や進捗状況を撮影しそちらのデータもお送りいたします。私たち街の外壁塗装やさんは過去に海外在住の方の依頼を受けて、日本の別荘をメンテナンスした実績もございます。
その際は工事の様子を毎日撮影しその日の分のデータをメールでお送りし確認していただいておりました。
別荘のご近所の方から別荘の錆ついた門扉が強風で外れかかっているので直した方がいいと連絡をいただきました。しかし所用で遠方におり別荘の様子を確認することができません。別荘そのものではありませんが錆が発生している塀や門扉を塗装し外れかかっていればそれを直していただくことは可能でしょうか。
外れかかった門扉については現地で確認後、改めてご回答させていただきたいと思います。
お話を伺った限り、塀の錆を落として塗り替えることは可能と思われます。外れかかった門扉につきましては大変恐れ入りますが現地の確認が必要になりますので、一度現地調査を行わせていただいた上で回答させていただきます。
詳細につきましては現地を伺い、調査・点検をしてから返答させていただきます。私たち街の外壁塗装やさんでは点検を無料で行っておりますのでお気軽にお申し付けください。
普段は街中に住んでいるのですが田舎暮らしに憧れ、リノベーション済みの古民家を購入し別荘として使用しています。
古民家のため現代的なお住まいとは作りなどがかなり違うかと思いますがそういった建物のメンテナンスはお願いできますか?
リノベーションされた古民家ということで現代の建物にはない趣きを感じることもできてとても素晴らしいですね。私たち街の外壁塗装やさんはどんな建物でも対応させていただきます。
また、現代のお住まいとは異なる古民家も対応可能です。そういった昔からの建物を受け継ぎ、未来に遺していくのも私たち建築に携わる者の使命ですので、ぜひお任せください。
DIYを趣味としており別荘のメンテナンスを自分で行いたいのですがそのための時間をなかなかとれません。プロの方にお願いするのは失礼と承知の上でお手伝いをお願いできませんか。
自社以外の方と共同で作業を行ったり、仕事を引き継いだり引き継がれたりする場合ですと不具合が起きた際にどちらに原因や責任があるのかが不明確になりやすくトラブルにもなりかねません。また費用的にも不明瞭になってしまいます。
そこで施工範囲、作業範囲を明確に分けて、例えばお客様がウッドデッキを塗装し私たちが外壁を塗装するという形でよろしければお手伝いは可能かと思います。
そのように施工範囲・作業範囲を明確に分ければ塗装面積も明確や費用も明確になりますので万が一私たちが施工した箇所で不具合が発生した場合、しっかり保証することも可能です。また施工の際、塗り方など、ご質問やご不安な点がございましたらお気軽にご相談ください!