足立区綾瀬にお住まいのT様ですが、ガレージ部分の
軒天から雨漏りが発生してしまっていると私達「街の外壁塗装やさん」にお問合せを頂きました。こちらの建物は一昨年に
外壁塗装を行っており、外壁はキレイな状態でしたが雨漏りしている箇所では部分的に軒天の塗装が浮いてきてしまい膨れてきている状態でした。
お客様も塗装が膨れ見栄えが悪くなっている事と、雨漏りによって垂れてくる水が少し濁っている水の為、車に垂れると跡が残ってしまうのを気になされており早めの対策をご検討なされておりまして、今回雨漏り箇所特定の為の散水検査、
雨漏り部分の補修工事のご契約を頂きまして、工事を行うこととなりました。
使用材料
ケイカル版8㎜ ケンエースG2 変成シリコン
足立区綾瀬にお住まいのお客様より、ガレージの軒天部分より
雨漏りが発生しておりその影響なのか水が垂れてくる部分の塗装が浮いてきてしまっているとお問合せを頂きました。お客様のお話によると以前から、こちらの雨漏りは発生していたが
一昨年に
外壁の塗装を行いその際に水が浸水しそうな怪しげな部分はシーリングによって処理を行ったそうなのですが、しばらく経過するとまた雨漏りが発生してきてしまったそうです。
建物外部での雨漏りなので生活には支障は出ていませんが、雨漏りした水が車に落ちてしまい汚れの跡が残ってしまうのを気になされていました。
お話しだけでは状況が掴めない部分がありますので実際にお伺いをさせて頂きまして雨漏り箇所の調査、状況の確認をさせて頂きました。雨漏りをしている部分を確認すると、内部からの浸水のせいなのか塗膜が浮いてしまい割れていました。
私達「街の外壁塗装やさん」では新型コロナウイルス感染症の
感染予防対策を行いまして無料点検・工事にお伺いさせて頂いております。今回もマスクの着用、アルコール消毒を行った後にお伺いいたしました。
雨漏り箇所を確認した後、漏水箇所の上部の確認を行いました。確認すると漏水箇所の上部には
笠木が取り付けられており、笠木からの漏水は多く起きているので今回も笠木からの浸水を疑いました。
笠木を確認すると、板金繋ぎ目にはカバーが取り付けられており特に目立つ隙間等も有りません。外壁との取り合いのシーリングですが前回塗装の際に施工されてから年数が経過しておらず剥離や劣化は見られません。
以前塗装を行った際に補修を行った部分ですが、段差になっているので漏水箇所との位置関係を考えても確かに怪しい部分でした。しかしこちらの
シーリングにも隙間や剥がれている箇所はなく、しっかりと施工されておりました。
笠木、外壁継ぎ目、水切り等の色々な部分を確認しましたが原因の特定が出来ませんでしたので、散水調査をご提案し浸水箇所の特定を行う事となりました。
散水するにあたり、漏水箇所の確認、下地の状況を確認できるように軒天を部分的な開口を行いました。軒天にはケイカル版が使用されており、それを止めていたビスは浸水の影響で錆びてしまっています。ビス穴を除くと下地の表面の劣化はあるものの内部までは劣化していないのが分かりました。
散水をするので、外部からの水の影響がないようにマスカーを使い養生を行いました。
散水による調査を行っていきます。散水調査は水下側からブロック分けして行っていきます。そうすることで浸水の可能性のある部分の範囲を徐々に絞って行くことが出来ます。今回は下段、中段、上段の3つのブロックに分割し調査を行いました。
水を掛けては少し時間を空けて様子を見るの繰り返しなので早い段階で水が出てこない場合は、なかなか大変です。
下段~上段まで散水しましたが結局漏水はなく、職人さんに知恵お借り致しましたところ、出隅の部分が怪しいのでは無いかと意見を頂き出隅の部分を狙い散水を行いました。しばらく様子路見ると水切りの
角に設置されている部材の繋ぎ目より漏水を確認しました。このことにより、水切りの繋ぎ目より浸水し水切り内部を伝っての雨漏りでであると結論づけました。
補修方法としては、水切りとサイディングの隙間をコーナーの部材の長さ分シーリングで塞ぎ部材の継ぎ目より水が入らなくする工事と、散水前に開口した軒天の復旧工事を行います。
開口した部分だけの復旧となると、軒天の繋ぎ目が多くなっていしまい目立ってしまうことから少し範囲を広げて繋ぎの部分が少なくなるようにしました。
浸水箇所付近も開口したところ、当初雨漏りしていた部分の木材よりも浸水箇所に近づくにつれて表面の劣化が目立ちました。
木材には表面劣化があるものの内部的には生きていたので少し乾かしてから軒天の復旧を行うことと致します。
木材を乾かしている間に浸水部分のシーリング処理を先に行いました。使用する材料は変成シリコンのシーリング(ブラック)です。
下地をキレイにしマスキングテープで養生を行ってからシーリングを
打っていきます。溝の置くまでしっかりと打ち込まないと隙間が出来てしまいそこから浸水してしまいますので、隙間が出来ないように気を付けて作業を進めて行きます。
シーリングを打ち終えたら表面をヘラで
均せば浸水箇所の処理は完了となります。
シーリング処理が終わりました。中の木材も時間をおいたので先程より乾いてきましたので軒天の復旧に移っていきます。
工事時間短縮の為に、予め事務所でケイカル
板に加工を行いました。少し長めに加工されていますので長さを合わせてカットすればすぐに設置出来ます。
ケイカル
板を長さを合わせてカットしたら、ビス止めを行い固定します。この際にサイディングとの取り合いの部分はシーリングを行うので少し隙間をあけておきます。隙間が無いとシーリングの厚みが確保出来ませんので切れや剥離の原因になります。
際のシーリングと同時に、ビス止めした箇所のビス穴にもシーリングをおこない塗装した際に、段差がなくなりビスの後は目立たないようにしました。
シーリングが終わり塗装を行いますが、シーリングが乾くまでは塗料を塗れません。今回は速乾性のあるシーリングを使用しましてので2時間程で塗装が乗せられるくらいまで固まりましたので塗装を行い復旧作業が終了となります。
復旧箇所の塗装を塗り残しがないように丁寧に行い、細かい部分まで最終確認をおこないまして、今回の施工は完了となります。
元通りに復旧でき、軒天の継ぎ目やビス穴もあまり目立たなく施工を行うことが出来ました。お客様にも確認して頂き、仕上がりに満足して頂いている様子でしたので私達も安心いたしました。
私達「街の外壁塗装やさん」では、住宅に関する様々な工事に対応しておりますので、なにかお困りごとのある際はご相談頂けましたらお役に立てるかもしれませんので是非ご相談をよろしくお願い致します。
記事内に記載されている金額は2021年04月16日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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