洗面所の床が腐食してきたから
前回の現場調査の様子は
こちらをクリックしてくださいね♪(^^)/
今回はこちらの洗面所床の腐食している部分を部分的に補修する工事を行いました。
~床の構造部及び名称~
・根太(ねだ)…フローリングなどの床材を貼り付ける角材
・大引き(おおびき)…根太を置き張り付ける太い角材
・床束(ゆかづか)…大引きを支える角材(近年は鋼製束や樹脂製束使われている)
・束石(つかいし)…床束の下にあるセメントなどで作られた土台(近年はベタ基礎)
上記の構造部分のどこの箇所でどのようなことが原因なのかによって修理方法が変わってきます。
今回は、根太・大引の腐食です。根太は床材を支える下地の事ですが、根太は大引によって支えられています。水回りの部屋等で水漏れしていたり湿度が高い場合、床だけでなく根太や大引迄腐食ケースがあります。特に今回のように浴室部分だと床下に湿気や水が伝わってしまい根太や大引迄腐食してしまったと思われます。
施工手順としては、腐食している部分の床材を綺麗に剥がしていきます。この土のような黒い粉状のものは、腐食した木材になります。浴室からの湿気などが充満した結果床材が腐食してしまったということです。
下地が見えてきました。根太と大引が腐食して粉々になっているのがわかりますね。腐食した根太を取り除いて新しい板で補修していきます。
部分的に腐食していたので、新しい木材をはめ込んで金物で補強し補修していきます。
床材は、ダイケンの洗面専用フローリング スリップケアを使用させていただきました。
こちらの床材は、表面が濡れていても滑りにくい床材で、水や汚れが浸透しにくいためお手入れがとても簡単です。一般的には床は水がかかると滑りやすくなるため濡れていることに気付かず一歩踏み出すと危険です。このスリップケアは、乾いた時と水がかかった時の滑りの差が小さく、転倒のリスクを軽減できます。
今回のお客様は、ご高齢ということもあって転倒の危険を考えこちらの滑りにくい床材をご提案させていただきました。商談時にカタログをお渡ししてお客様にもご確認していただいております。今回はお客様のご予算の都合上部分的な張替えで施工させていただきました。それでも位置てきにマットのような感じになりそこまで気にならない仕上がりかと思います!
浴室側からの写真ですが、しっかりとコーキングをして水が入らないようにしています。
記事内に記載されている金額は2024年02月28日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、
屋根塗装、
外壁・屋根塗装、
ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。