前回は屋上にあった人工芝やいらなくなった倉庫などを撤去してから、こちらの写真が現状になります。今回は防水工事を行いましたのでその様子をお届けしたいともいます。排水口部分も上記の写真の状態ですのでしっかりと施工していきたいと思います。今回は塩ビシート防水機械的固定工法を行います。まずは下地調整を行ってから施工へ進んでいきます。
絶縁シートを敷き込んでいきます。皺や膨れのないように気を付けて敷き込んでいきます。ジョイント部分はテープで貼っていきます。隙間なく防水性を確保します。
鋼板を取り付けて、ディスクも取り付けていきます。シートの上に印があるのでそこを目安にディスク盤を取り付けていきます。このディスク盤と溶接される部分になります。
専用の機械を使用して塩ビシートどディスクを熱融着していき水漏れを防ぎます。
ライスターを使用してしっかりと端末溶着をし、その後専用のシール材(Uシール)を塗っていきます。
階段下や架台部分はシートを張れないので、ウレタン防水で施工していきます。
まずは、下地の汚れやほこりを丁寧に取り除きます。きちんと汚れを落としていると密着を高めることができます。その次にプライマーを塗っていきます。次にメッシュシートを張っていきます。
◆メッシュシートとはメッシュシートは、ウレタン防水工事において使用される特殊なシートになります。〇構造・用途…メッシュシートはウレタン防水の下に配置されます。通常ポリエステル繊維やガラス繊維で作られています。ウレタン樹脂を塗布する前に下地にメッシュシートを貼り付けます。メッシュシートは防水層の強度を高めて耐久性を向上させます。〇メリット…地震など外部ストレスに対して強い耐久性を提供。下地の凸凹を均等にカバーし、防水層の厚みを一定に保ちます。防水層の剥離やひび割れを防ぎます。注意点:メッシュシートは下地とウレタン樹脂の間に挟まれるため、下地が水分を含んでいる場合、膨れが発生する可能性があります。正確な施工方法と適切な素材の選択が重要になります。
次に、ウレタン塗膜を塗布していき2層重ねトップコートで仕上げていきます。
細かな部分は、シート防水が貼れないため、ウレタン塗膜防水で施工していきます。
脱気筒の取付の様子です。ステンレス脱気筒を使用しています。脱気筒をビスで取り付けてから、ライスターを使用して熱溶着していきます。
こちらの歌集用ドレンを取り付けていきます。改修用ドレンには、「竪(たて)・横引き」の2種類の形状があります。既存のドレンがどちらのタイプ化によって、使い分けていきます。ちなみに今回は、塩ビ改修用ドレンになります。こちらは、竪・横どちらにも対応ができるものになります。素材の種類は、
・銅製ドレン・・・既存の形状に合わせて変形できるため、改修用ドレンで用いられます。鉛製ドレンと比べると異種金属同士で起こる接触腐食を受けにくく、酸性雨に内する耐久性も高い素材です。・鉛製ドレン・・・鉛は銅と同じく柔らかい金属なので、変形できるための改修用ドレンとして使われますが、異種金属(既設の排水管)の材質との相性によっては、腐食してしまう可能性があります。・塩ビ製・・・塩ビシート専用のドレンで、塩ビシートと融着・溶着して取り付けます。
こちらで施工完了になります。施工期間は5日ほどで完了致しました。
記事内に記載されている金額は2024年04月03日時点での費用となります。
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