上越市のK様住宅から、外壁を見てほしいとの連絡がありました。
現場にお伺いし確認させていただくと、まだ古くなっていない金属系サイディングが何ヶ所か、ふくれてしまっていました。
早速写真と現状の説明を外壁メーカーさんに問い合わせ、メーカーさんからも立会していただきました。
結果メーカーさんからの援助もいただきながら外壁の張替え工事をさせていただく事となりました。
お客様からデザインの要望と材料の希望があるとの事、ご意見をお聞きして外観プランを提出させていただきました。
ご希望は『タイル調で、シックな感じに』です。
実際の材料サンプルの色、形状などを確認して、なんどかお施主様のイメージと重ね合わせ検討しました。
そして材料も決まり外観イメージの完成です。
まず施工にあたり、お客様と工程日程を決める必要があります。
外壁張替工事の場合はエアコン室外機や給湯器等の外壁に設置されている設備機器の撤去・復旧するタイミングが大切になります。
お客様のご意見、予定などを確認しながら、工事日程を決めることとなります。
概ね3週間程度の工事になりますので、それをふまえた工程を決め施工へとかかります。
外壁工事にあたり、外部の足場組が必要です。 約300㎡程度の面積となりました。
天候は少し小雨まじりでしたが、無事足場組を完了できました。
外部には養生ネットを張りめぐらせて足場組が終了です。
外壁工事ではまず、外壁まわりについている設備類、機器類を撤去移設します。
電柱からの引き込み線、電灯メーター、エアコン室外機、換気扇ダクトキャップなどがそれにあたります。
お客様は日々の生活をしながらの工事となり、電気を活かしながらの工事です。
電流等、生きている状態からの撤去移設作業ですから、熟練した技術が問われるところです。
(特に電気の遮断は、電気製品のタイマー類、時間セット等がリセットされてしまったり、解除されたりとご迷惑をかけてしまうので、とても気を使う所です。)
その後、機器類の撤去、移設をおいかけるように既存外壁を撤去していきます。
防水用コーキングや防水用役物も順次撤去していきます。
現場の既存外壁は横張りですので、2階最上部の軒天下から下側へと順番に既存外壁をとりはずしていきます。
概ね、東西南北の一面ずつ撤去と新規張替を順次進めていきます。
出来るだけ外壁下地を雨に当てない為の工夫です。
駐車場をお借りして、新規外壁材の材料置き場と、新規材料の切りまわしをする作業場所を確保します。
雨の日もあるので、シートでの屋根づくり等を考えながら位置を決めます。
作業にちょうどよい作業スペースが確保できました。
これで作業も順調に進みます。
作業は進み既存外壁が撤去され、下地の胴縁と透湿防水シートが見えています。
この時も雨水の侵入がなかったか、鳥・コウモリによる害はないか等を確認します。
こちらの現場は特に問題はありませんでした。
外壁張替工事もいよいよ後半に入ってきました。
今日は給湯器の取付面の施工です。
給湯器は一日で仕上げなければいけませんので、設備屋さんとの作業の呼吸を合わせます。
この日は朝一番でガス給湯器を撤去し、夕方までに外壁を張り終えて復旧しなければなりません。
夜の食事、お風呂にお湯を間に合わせるためです。
予定通り無事終了しました。
お客様に迷惑をかけずにホッ…。
全体が張りあがりました。
外はまだ足場と養生ネットがかけられていますので、外周からは全体が見えません。
お客様も自分が検討したデザインが心配そうです。
ご心配なく。
大丈夫ですよ。
とてもマッチしています! 最高に仕上がってますよ♪
コーキング工事を終えて、いよいよ完了しました。
足場をはらって全ての姿が現れました。
お客様は勤め帰りにこの姿を見ることになるでしょう。
感想はいかがでしょうか?
後日、
「思い通りに、シックに仕上がって、とてもうれしかったです。」
「ありがとうございました!!」
の言葉を頂戴し、とても感激でした。
今回の工事はお客様のご期待がとても高い現場でしたが、天候にも恵まれて無事イメージ通りに完成することができました。
お客様にもご満足いただけて、とてもうれしかったです。
記事内に記載されている金額は2017年08月25日時点での費用となります。
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