上越市板倉区のM様より軒裏のいたんでいる所と、屋根もそろそろ塗装しなければならないか、みてほしいとのご連絡。
ご自宅に伺い早速調査。
軒裏は本屋の玄関前のみがいたんでいるだけでした。
ただし、当時の軒裏ベニヤがはがれていましたので、張り替え作業が必要でした。
屋根の状態は何度か手入れをなされていたものの、雪止め金具廻り、軒先にさび、軒樋と横樋がかなりいたんでいる状態でした。
今回の工事は第一に軒天の修繕工事。
第二に屋根塗装工事、樋補修工事を施工します。
まず、軒天修繕工事用の外部足場を組み立てます。
足場の長さが短く、かつ高さが高くなってしまうのでより安全性の高い門方足場で施工する事としました。
これで工事は万全です。足元に不安はありません。
既存軒天はいたんでいる箇所を解体、修繕工事を行います。
新規の材料は不燃材料のケイ酸カルシウム板 T=5mmを施工します。
その後、新規軒天上材の上に塗装を行い、足場を払い軒天工事を終了します。
屋根塗装工事は、ケレン作業から始めます。
電動サンダーと手作業でのみがきを併用しながら施工します。
アングル留め金具を一旦動かしてケレン作業を行います。
金具を移動せず、そのまま塗装すると、金具下に塗り不足が発生してしまいます。
サビ止め塗装は、まず瓦棒部分をハケで塗装します。
サビをよんでいた金具の下などは必要以上と思われるほど丁寧に塗布します。
その後、全体をローラーで塗布し、サビ止め塗装を完了させます。
その後、中塗り(仕上1回目)塗装を同じようにコツコツと進め、中塗りを完了させます。
今回は、サビ止めと上塗りと似た色ですが、赤い色に仕上がっています。
ほとんど同じ色味のため、サビ止めと上塗りの差がわかりづらいのですが、丁寧にきっちり仕上げています。
上塗りも同様に瓦棒部分はハケで仕上、全体はローラーで仕上げます。
アングル金物・雪止めアングルにも同じ工程をたどっています。
最後にアングル金具を元の位置に戻し、アングルを取付ながら仕上の塗装をほどこします。
雪の降る地域の場合、アングル金具の位置と構造材の母屋の位置とを一致させないと、雪の重みで屋根がへこんで水たまりや板金のダメージをよんでしまいますので注意が必要です。
そして、横樋・縦樋の修理をして、工事が終了しました。
今回の工事は屋根塗装工事でしたので外観からはあまり目だちませんけれども、住宅の耐久性のためには、とても大切な仕事です。
記事内に記載されている金額は2017年08月24日時点での費用となります。
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