江戸川区西瑞江にて行った陸屋根の
防水工事の様子をご紹介致します。
「所有している物件の防水工事を検討している。」と、オーナーのT様よりお問い合わせをいただき調査にお伺いしたところ、前回の防水工事から10年程経過しており、借主が入れ替わるタイミングなので
雨漏りが発生する前に陸屋根のメンテナンスを済ませておきたいとの事でした。
調査を行うとFRP防水のトップコートが色褪せており若干のひび割れが発生している状態でした。
T様のご希望としては、雨漏りが発生しないようにメンテナンスを行いたいとの事でしたのでウレタン防水による密着工法にて防水工事をご提案したところ工事のご依頼をいただきました。
現地調査の様子です。
屋根の形状は、
傾斜が緩く雨が流れにくい造りの陸屋根になります。陸屋根は勾配が殆どないので水が溜まりやすい他、風で飛んできたゴミや落葉、砂などが溜まりやすいため定期的なメンテナンスが必要です。
トップコートが若干
ひび割れている様子です。
FRP防水の表面を保護するためのトップコートですが、紫外線や雨水等により塗膜が劣化して細いひび割れが生じておりました。
ひび割れている状態を放置してしまうと、
ひび割れは広がってしまうため、やがてはFRP層が見えてしまい
雨漏りに繋がります。
塗膜が若干剥がれている様子です。
こちらも放置してしまうと剥がれている部分が広がってしまいますのでT様に調査のご報告をし、
ウレタン塗膜防水の密着工法にて
防水工事のご提案をしたところ工事のご依頼をいただきました。
今回、行った防水工事の工事費用は税込400,000円(足場含む)にて施工させていただきました。 使用する材料の種類等により費用が異なりますので、詳しくは私たち街の外壁塗装やさんまでお気軽にお問い合わせください。
高圧洗浄の様子です。
防水工事を行う際にはまず高圧洗浄の工程から行います。この作業は工程の一番最初に行われ、汚れをしっかりと落とすことで
塗料の密着力を高めます。
高圧洗浄を行わないと汚れの上に塗料が乗るため、剥がれやひび割れの原因になります。
今回の防水工事で使用した材料になります。
株式会社ダイフレックスの
DSカラー・ゼロはダイフレックスの代表的な防水材で建物や用途、施工者や周辺環境等の様々なニーズやシーンに対応しております。
シックハウス症候群を引き起こす原因とされる特定化学物質を含みませんので安心して使用できる防水材になります。
プライマーを塗布する様子です。
プライマーは、防水工事おいて非常に重要な役割を果たします。下地の表面を均一にし、
密着性を高めることで防水材がしっかりと密着し、効果的に水漏れを防ぐ役割があります。
適切にプライマーを使用する事で、防水工事の耐久性や効果を向上させることができます。
防水材の1層目を塗布する様子です。
プライマーを塗布しましたら十分に乾燥させて防水材のDSカラー・ゼロの1層目を塗布していきます。
陸屋根は平場と立ち上がりがありますので、平場用と立ち上がり用のDSカラー・ゼロをそれぞれ使用していきます。
2層目を塗布する様子です。
2層目も1層目と同様に平場用と立ち上がり用の材料を使い分けながら塗布していきます。
防水工事は防水材を
塗り重ねることで防水性能を高めることが出来ますので、建物を雨水や湿気から保護する事が出来ます。
建物の
耐久性や防水性を確保するための重要な工程になりますので、しっかりと丁寧に作業を行っていきます。
2層目の塗布が完了しましたら、
防水層を保護するためのトップコートで仕上げていきます。
トップコートは防水層を
外部からのダメージや摩耗から守る役割を果たしております。また、劣化の原因である
紫外線から防水層を守る効果もありますので確実に仕上げていきます。
工事が完了しました!
T様に仕上がりを確認していただき、ウレタン防水の密着工法にて施工した陸屋根の防水工事が完了となります。
雨漏りが発生するのをご心配されておりましたが、未然に防ぐことができ、安心して物件を賃貸に出せると大変満足していただけました。
私たち街の外壁塗装やさんでは、無料点検にてお住まいの状態を確認して最適なメンテナンスをご提案致します。調査・お見積りは無料になりますのでお気軽にお問い合わせください。
記事内に記載されている金額は2024年06月28日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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