江東区住吉にお住まいのM様邸にて行った
外壁塗装工事の様子をご紹介致します。
お問い合わせのきっかけは「屋根から雨漏りしているようなので調査をお願いします」と、お問い合わせをいただき現地調査にお伺いしたところ、瓦屋根からの雨漏りという事が分かりました。雨漏りの原因を特定し、調査のご報告をしたところ外壁の塗装も検討しているので屋根の工事で足場を組むようなら一緒に行いたいとのご要望をいただきました。
M様邸は築30年程になり前回の塗装メンテナンスから10年以上経過しているという事から外壁にチョーキングが発生しており、鉄部にも錆が発生している状態でした。
塗装の劣化はひび割れ等の傷みにも繋がりますので塗装でのメンテナンスが必要な事から
屋根葺き替え工事と併せて
外壁塗装工事のご提案をしたところ工事のご依頼をいただきました。
使用材料
日本ペイント パーフェクトトップ(ND-011)
工事費用
税込880,000円(付帯部・足場含む)
現地調査の様子です。
M様邸の外壁はメインとして
モルタル外壁になっており、一階の一部分に
サイディングが使われている造りになっております。
モルタル外壁は
汚れが溜まりやすく、放っておくと落ちなくなってしまいます。特に日当たりの悪い北面や湿気がこもりやすい1階部分、風通しの悪い狭小地などでは
苔や
藻が発生しやすくなります。これはモルタル外壁の特性によるもので、劣化が進むと表面の凹凸が増えるため汚れや雨水が引っかかりやすくなります。また、塗膜の劣化や立地の環境によっては
チョーキング現象や苔の繁殖などが起こりやすくなります。
モルタル外壁の劣化や汚れが付着しやすい理由を理解することで、適切なメンテナンスや塗装を行うことが重要です。
早めの対策を行うことで外壁の美観や耐久性を保つことができます。
鉄部に
錆が発生している様子です。
庇等の鉄部の表面には、塗装が施されています。この塗装は、
鉄部を外部の酸素や水分から保護するための重要な役割を果たしています。しかし、塗装が剥がれると、鉄部の表面が露出してしまい、外部からの酸素や水分が直接鉄部に触れることになります。
鉄と酸素、水分が反応すると、鉄の表面に酸化鉄と呼ばれる赤褐色の物質で覆われる現象が起こります。これが一般的に言われる
「錆」です。錆は、鉄の表面を
侵食し、強度を低下させるだけでなく、
周囲にも広がっていく可能性があります。
つまり、鉄部の塗装が剥がれると、鉄部の表面が露出して錆が発生しやすくなるのです。このような状況を避けるためには、
定期的な塗装のメンテナンスが必要です。塗装をしっかりと施すことで、鉄部を保護し、錆の発生を抑えることができます。
以上の症状や塗り替え時期のサインのチョーキングも発生していることから、調査内容のご説明をし、
屋根葺き替え工事と併せて
外壁塗装工事のご提案を致しました。
今回、M様邸にて行った外壁塗装工事の工事費用につきましては
税込880,000円(付帯部・足場含む)になります。
使用する塗料や施工範囲により工事費用が異なりますので詳しくは私達、街の外壁塗装やさんまでお気軽にご相談ください。
高圧洗浄の様子です。外壁塗装工事を行う際には、
必ず塗料を塗る前に
高圧洗浄を行う必要があります。
高圧洗浄は、強力な水圧を利用して外壁の
汚れや古い塗料を除去する効果があります。この作業を
怠ると、新しい
塗料がしっかりと密着せず、
塗膜が剥がれる可能性が高まります。
シーリング打ち替えの様子です。
外壁の一部分にはサイディングが使われていますので、サイディングの目地に充填されている
シーリングを打ち替えていきます。
既存のシーリングをカッター等で切り込みを入れ撤去しましたら、新しく充填するシーリングと既存のサイディングの
接着力を高めるための
プライマーを塗布していきます。
プライマーを塗布しましたら、
新しいシーリングを充填していきます。
専用のカートリッジで新しいシーリングを充填し、側面への
密着度を上げるために専用のヘラで中に空気が入らないように
押し込みながら均していきます。
シーリング工事が完了しましたら、いよいよ塗装の工程に移りますが、その前に
使用した塗料のご説明を致します。
今回、M様邸にて使用した塗料は
下塗りに
パーフェクトフィラー、
中塗り・
上塗りには
パーフェクトトップを使用しました。
仕上げの塗料の
パーフェクトトップは、コストパフォーマンスに優れシリコン塗料とほぼ同価格になります。
耐用年数はシリコン塗料以上フッ素未満と言われており、
お手頃な価格で長めの耐用年数をご希望の方にはお薦めの塗料になります。
色はM様のご希望によりND-011をお選びいただきました。
下塗りの様子です。外壁塗装工事は主に下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りの工程で塗装を行います。
下塗りの高手は外壁に
仕上げ塗料を密着させる重要な役割を果たします。
特に吸い込みが激しいモルタル外壁は下塗りの際にたっぷりと塗布していくことで塗り斑を予防し、
耐用年数を保持することができます。
中塗り・上塗りに使用する塗料は日本ペイントのパーフェクトトップになりますので下塗りにはパーフェクトフィラーを使用しました。
中塗りの様子です。
外壁塗装工事における中塗り工程は非常に重要です。中塗りは下塗りと上塗りの間に行われる工程であり、
外壁に密着した下塗りを保護し、上塗り塗料がしっかりと定着するための役割を果たします。中塗りが適切に行われないと、下塗りの効果が損なわれ、
上塗りが十分な密着性を持たなくなる可能性があります。
中塗りの工程では、外壁の表面を均一に整えることで、上塗り塗料がムラなく塗布されることが重要です。また、中塗りは外壁を保護し、耐久性を高める役割も果たします。
上塗りの様子です。
外壁塗装工事において、上塗りも非常に重要な工程です。上塗りは外壁を保護し、美観を保つ役割があります。適切な塗料や塗り方を選ぶことで、
外壁の耐久性や美しさを長期間維持することができます。
また、上塗りが
不十分だと、外部からの影響や
劣化が早まる可能性があります。外壁塗装工事を行う際には、上塗りもしっかりと行うことが重要です。
付帯部塗装の様子です。
外壁塗装工事では外壁以外の雨樋や雨戸等の付帯部と呼ばれる部分も塗装していきます。
外壁塗装工事において、付帯部の
下地調整も非常に重要です。これらの部分にも
下地調整としてケレンや目粗しを行うことで、
塗料がしっかりと密着し、美しい仕上がりを実現することができます。
特に鉄部に錆が発生している場合は、適切な下地調整を行うことで
錆の進行を防ぎ、
塗装の耐久性を高めることができます。
下地調整が終了しましたら塗料を3回塗りで重ねて塗っていきます。
付帯部の塗装に使用したのは日本ペイントの
ファインパーフェクトトップで、色はM様のご希望により23-255にて施工致しました。
付帯部も外壁の塗装と同様に
耐久性や美観の維持に繋がりますのでムラのないように丁寧に仕上げます。
全ての工程が終わりましたら、塗り残しや塗料の飛散などが無いかを確認しながらタッチアップを行って最終確認をします。
最後にお客様お立会いの元、確認していただき問題が無い事を確認していただきましたら
工事が完了になります。
雨漏りも解消し、外壁の塗装も綺麗に仕上がったという事でM様に大変満足していただけました。
私達、街の外壁塗装やさんでは
点検~お見積り作成まで無料にて実施し、最適なメンテナンスをご提案させていただきますので、ぜひお気軽にご相談ください!
記事内に記載されている金額は2024年10月25日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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