世田谷区羽根木にお住いのお客様より雨漏りのお問い合わせいただき、現地調査にお伺いしたことが工事のきっかけになりました!
数年前にも雨漏りが発生してその時は外壁周りの塗装を行ったとのことでしたが、工事後も雨漏りが止まらず他の業者を探しているとのことでした。
現地調査の際は外壁の目地部分からの雨漏りの可能性があり、まずは散水試験で原因箇所の特定をするご提案をさせていただきました!
散水試験を行い工事範囲を絞ることで工事費用の節約にもなりますので一度ご検討ください!
足場を組んでの散水試験になりましたが、目地の一部と屋上笠木部分からの漏水が確認出来ました!!
目地の部分に関しては塗装時に打ち替えを行っておらず、断裂してしまっている状況でした、、、
また、笠木の下も防水処理がなされておらず、雨が吹きこんだ際に雨漏りが生じてしまうような造りになっておりました。
今回ご紹介しますのは屋上防水工事になります!
笠木は雨漏りが生じやすい箇所になりますのでしっかりとメンテナンスしましょう!
工事費用
税込90万円(ALC外壁目地打ち替え含む)※足場代別途
世田谷区羽根木にお住いのお客様より
雨漏りのお問い合わせいただき、現地調査にお伺いしてまいりました!
現調時は屋上に上がる手段が外付けの梯子のみで錆も出ておりましたのでやむなく断念し、1階周りのみ確認をさせていただきました!
調査結果として
目地の劣化が雨漏りの原因である可能性が高く、足場を組んでの
散水試験を行わせていただくことになりました!
散水試験は実際に水を当てて内部への漏水確認する方法なのですが、闇雲に水をかければよいという事ではなく、建物の構造などを考慮して水の侵入経路を模索していかなければなりませんので結構な神経を使います、、、 場合によっては今回のように足場を組ませていただいた上での散水試験を行わせていただく場合がございます。
もちろんそこで費用は掛かってまいりますが、逆に言えば補修もそのままの足場で対応ができますので大きく見た時にはそれほどの比重にはなりません!
雨漏りは1Fの作業場で発生するとのことでした。 建物の造りが鉄骨造で外壁は
ALCになっておりました。
ALCは厚みがあり軽量なのですが窯業系サイディングに比べ目地の部分からの雨漏りは発生しやすい部類の外壁材になります。
塗装工事を行う場合には必ず目地のメンテナンスも行うようにいたしましょう!!
足場を組んでの散水試験のご契約をいただきましたので早速散水試験を行っていきます! 最初はは1階周りから始め、順序立てて上階に上がっていきます。
散水試験の基本は水下側から行うという事です!
いくら怪しい箇所があるからといって上階から始めてしまうと万が一それよりも下に原因があったときに原因が分からなくなってしまうからです、、、 外壁部は目測通り目地の一部で漏水を確認することができました!!
笠木の部分も雨漏りが発生しやすい箇所になりますので確認したところ、1Fで漏水を確認出来ました! 鉄骨造の場合は躯体よりも骨組みである鉄骨を伝って雨水が落ちていきますので、今回のような雨漏りの仕方をするケースが多いイメージがあります!
笠木の下を見てみると立ち上がりのシート防水が中途半端なところで切られておりました、、、 これでは外側からの吹込みで雨漏りしてしまってもおかしくはありません、、、
今回は目地の打ち替えと屋上の笠木周りの防水工事を行わせていただくことになりました!
まずは既存のアルミ笠木を取り外していきます!
端部は簡単に持ち上がるぐらいにペラペラな状態でした(´-ω-`)
取り外した後、清掃を行っていきます!
埃が溜まっておりましたので綺麗に清掃していきましょう!
清掃が完了しましたら下地処理を行い、プライマー塗布を行います!
防水工事を行う際は下地処理も非常に大事ですのでしっかりと対応いたしましょう!!
下地処理が完了したら防水層1層目の施工を行っていきます!
今回はウレタン密着工法での施工になりますので防水材を2層重ねてトップコートでの仕上げになります! ウレタン防水は乾燥期間があるので日数がかかってしまう工事になります。 工事範囲、気温にもよりますが3日程はかかってしまいますのであらかじめお含みおきいただけますと幸いです。
ウレタン防水2層目の施工になります。
厚みを均一にしてローラーで仕上げていきます!
最後に保護用のトップコートを立ち上がり部分まで施工して防水工事は完了になります!
笠木を戻した後つなぎ目をシールで補修していきます!
今回の直接的な原因は笠木の下に防水ができていなかったことですが、念のために笠木のつなぎ目もシールを打って雨水の侵入経路を減らしておきます! 雨水が侵入してくるのをなるべく少なくすることも非常に重要ですので手を抜かずに行っておきましょう!
プライマー塗布を行い、シールを充填していきます!
今回使用したシール材は
オートンイクシードといって高耐久性をもったシール材です!
粘性が高いため乾燥までに時間がかかってしまうという特徴はありますが、15年超の耐用年数を持つ優れたシール材です!
ヘラで形を整えていきます!
両端の養生テープを剥がせば工事完了です!
笠木の戻しと接続部分のシール工事が完了いたしました! これで笠木からの雨漏りの心配はございません!
既存の防水層は若干劣化して来てはおりましたが、次回外壁塗装時に併せて施工をすることで問題はないかと思います!
施工後は何度か雨が降りましたが、雨漏りは再発していないとのことで一安心です!! 今回、外壁の目地シールと笠木周りの防水工事で税込900,000円(足場、散水試験試験費は別途)で行わせていただきました! 立地や条件によっても価格は変動いたしますので詳しくはお問い合わせください!!
記事内に記載されている金額は2024年11月01日時点での費用となります。
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