狛江市東和泉で屋上防水工事と外壁目地のシール工事をおこないました!
先日雨漏り修理工事で部分的な防水工事をおこなったたてもので、残りの部分の防水工事とサッシ回りからの雨漏りがあるという事で、外壁目地のシール工事をおこなうことになりました。
屋上部分は何回か補修をおこなった跡があり、廃材なども大分残っている状況でしたので、撤去してから屋上のウレタン塗膜防水を実施していきます。外壁はALCが張ってあり、目地部分から入り込んだ雨水がサッシから雨漏りしている状況でしたので、屋上防水と併せて外壁目地のシール工事をおこなっていきます。
ウレタン防水と外壁目地のシール工事で雨水の浸入箇所を防ぐことが出来ましたので、これで安心していただける様になりました!
使用材料
ウレタン塗膜防水材,変成シリコンコーキング
屋上の状況を見ていきます。 先日部分的な防水工事をおこないましたが、今回は残りの部分の防水工事で屋上前面を新しい防水材で覆う作業をおこなっていきます。
過去に
何度も部分的な補修工事を行った跡がありますが、根本的な解決には至っておらず雨漏りが継続的におきてしまっています。
屋上には残置物などが結構あり、まずは撤去作業から始める必要があります。給水塔や配管などが複雑に入り組んでいますので、この辺の処理も併せておこなっていきます。
屋上の真ん中には塔屋の様な部分があり、サッシが取り付けてあって室内への明り取りとして活用されていますが、サッシ回りのシールも大分劣化しておりますので、
防水工事と一緒に補修作業をおこなっていきます。
まずは残置物の撤去と清掃です。
古くなってサビている大型のボイラーなど様々なものがありますので、手作業で下ろしていきます。ゴミが残っていると防水層の付着性にも影響出ますので、掃除した後ブロアーで細かなゴミも除去していきます。
塔屋の上部分は浮いているところがありましたので、
浮いた部分を除去して下地処理していきます。
剥がしたところは中が効果不良をおこしていました。付着していて問題無い部分もありますので、剥がした部分は下地処理をおこなって段差を無くします。
段差を無くしたあとは
部分的にメッシュを敷いて下地の補強をおこないます。
使用するのは
ウレタン塗膜防水材です。
田島ルーフィングのオルタックエースというウレタン防水材で、ウレタン塗膜防水は、50年以上前から利用されている塗膜防水(メンブレン)工法の一つです。この方法では、液状のウレタン材を均一に塗布することで、防水層を形成します。特徴として継ぎ目がないため、施工後に隙間から雨漏りが生じる心配がありません。また、凹凸のある複雑な形状にも適用可能であり、場所を選ばずに施工することができます。
フェンスや給水塔の柱の根元にはコンクリートの基礎が有ります。
元々の防水層もこの部分が裂けている状況で、動きが違うので裂けやすい部分になります。新たな防水の時には補強クロスというメッシュを貼ってウレタン防水を塗り込むことで、弱い部分を補強することが出来る様になります。
清掃と下地処理が完了しましたので、防水材の下塗りでプライマーを塗布します。 プライマーは、防水材との密着性を高める役割を果たします。これにより防水層がしっかりと接着し、建物を雨漏りや水漏れから守ることができます。防水工事においてプライマーの役割は決して軽視できません。適切なプライマーを選定し正確に施工することで、建物の耐久性と防水性能を確保することができます。建物の強度を保つために、プライマーにもしっかりと注目して工事を行うことが重要です。
プライマーを塗布して乾燥させた後はウレタン防水材を塗布していきます。ウレタン防水材は塗料型の防水材で、防水面に流していきローラーなどを使用して均一にしていきます。
ウレタン防水は2回塗る必要があります。2回塗る事で防水層がしっかりと形成されて雨水を防いでくれるようになります。基礎回りは補強クロスを一緒に塗り込むようにすることで、元々弾力性が高いのが特徴の防水材ですが、動きによって裂けたりすることを防げるようになります。
防水工事の仕上げにはトップコートを塗布します。 防水材の状態で雨水から建物を防ぐことが出来ますが、これで完成ではありません。防水層は紫外線に弱いのでこのままではあっという間に防水性能が落ちてしまいます。その様にならないためにも保護材のトップコートを塗布して仕上げます。この様な状態にしておくと工事後のメンテナンスも防水層が劣化する前にトップコートを塗り被せすることで防水層を延命する事が可能です。
屋上の防水工事が完成しました! 下地の弱いところを補強したうえで新たな防水層を作りましたので、おこまりになっている雨漏りを止める事が出来ました。
給水塔の基礎回りや塔屋のサッシ回りのシール工事も実施していますので、これで安心していただける状態になりました。
もう一つの工事は
外壁からの雨漏り修理です。
建物は鉄骨造で、外壁にはALC板が張ってあります。ALCの外壁の目地は外壁パネル同士の接合部分を指します。目地は雨水や湿気が侵入しやすい箇所であり、適切なメンテナンスが必要です。
まず、目地の状態を定期的に確認することが重要です。目地にひび割れや劣化が見られる場合は早めに修復する必要があります。目地の劣化が放置されると雨水や湿気が侵入しやすくなり、外壁全体の耐久性が損なわれる可能性があります。
目地のメンテナンスには専用のシーリング材を使用することが一般的です。シーリング材は目地に充填して密着させることで雨水や湿気の侵入を防ぎます。また、シーリング材の劣化や剥がれが見られた場合は、早めに補修を行うことが重要です。
今回雨漏りしているのはサッシの上からで、雨量が多くて風が伴う雨の時に雨漏りしてしまうそうです。この様な条件の時の雨漏りは壁面に原因がある事が考えられます。
雨漏りしている部分の真上は丁度外壁のALCの目地になります。サッシとの取り合い部分に隙間が空いている状況でしたので、目地を流れてきた雨水がここから中に入り込んでいる様です。
防水工事と併せてこの雨漏り修理工事もおこなうのですが、足場が必要になりますので他のALC目地のシール工事も一緒におこなうことになりました。
目地部分です。
建物の築年数などから今回は目地のシールは増し打ちでおこなうことになりました。
シールを打つ部分の両側にマスキングテープを貼ります。これははみ出したシールによる汚損を防ぎ、仕上がりが綺麗になる様にするためで、マスキングを貼った後はシール用のプライマーを塗布します。プライマーを塗布する事で防水工事と同様にシール材の付着性を高めてくれます。
コーキング材を充填して上から専用のヘラを使用して押さえます。この押さえる作業は、コーキング部分に空気が入るのを防ぎ、表面を均一に均すことで密着性を高めて綺麗に仕上げる事が出来る様になります。
コーキングを抑えた後はマスキングテープを剥がして完成です!今回の防水工事とシール工事は併せて
税込み1,320,000円で実施しております。施工面積や下地の状態、工事内容によっても変わりますので、
街の外壁塗装やさんまでお気軽にお問合せください(^O^)/
外壁のシール工事が完成しました! ALCの目地以外にもクラックが入っているところが結構ありましたので、その部分もシールで埋めていきました。今後はALCの塗装工事も必要になってきますが、一旦は今回の工事で雨漏りを止める事が出来ましたので安心していただける状態になりました!
記事内に記載されている金額は2024年11月22日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、
屋根塗装、
外壁・屋根塗装、
ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。