墨田区立花にお住まいのW様邸にて行った外壁塗装工事の様子をご紹介致します。
「目地が劣化してきた。外壁塗装も検討しているので相談したい」と、ご相談をいただき現地調査にお伺いしたところ外壁材のサイディングが色褪せており、防水性が低下している状態でした。
また、目地やサッシ廻りに充填されているシーリングも劣化しており、ひび割れや剥離が発生しておりメンテナンスが必要な状態でしたので、W様に外壁塗装工事とシーリング工事をご提案したところ工事のご依頼をいただきました。
使用材料
日本ペイント パーフェクトトップ(ND-401)
現地調査の様子です。
ご相談のきっかけになりましたシーリングの劣化の様子です。
サイディングの目地に充填されているシーリングが劣化する理由は、主に経年劣化や気候条件による影響が挙げられます。
シーリングは外部からの影響を受けやすい部分であり、
紫外線や雨風、温度変化などによって劣化が進みます。
サッシ廻りのシーリングも劣化していました。シーリング材に含まれる
可塑剤が溶け出し肉やせしたり、ひび割れや剥がれが生じることがあります。
これらの劣化症状が進行すると、シーリングの密封性が損なわれ、
雨水が建物内部に浸入する可能性が高まります。そのため、定期的なメンテナンスや補修が重要です。
サイディングを固定している釘の周囲が割れている様子です。
サイディングは主に釘で固定されていますが、雨水や紫外線による劣化や地震等の揺れなどで
負荷がかかりますので釘の周囲やサイディングの端部が割れてしまう事があります。
シーリングと同様に雨水が浸入してしまいますので早めの対応が必要になります。
調査完了後、W様に調査内容をご説明し、
シーリング工事と
外壁塗装工事をご提案致しました。
今回、W様邸にて行ったシーリング工事と外壁塗装工事の工事費用につきましては
税込1,100,000円(足場含む)になります。
工事費用は、使用する材料や施工範囲により異なりますので詳しくは私達、街の外壁塗装やさんまでお気軽にお問い合わせください。
高圧洗浄の様子です。
外壁塗装工事では、先ず高圧洗浄から開始致します。
高圧洗浄は、外壁に付着した汚れを落としたり、剥がれそうになっている塗膜や古い塗膜を落とすための重要な工程になります。
塗装工事では、
高圧洗浄を行わないと新しい塗膜が密着せず、塗料の耐用年数に影響してしまいます。
シーリング工事の様子です。
高圧洗浄が終わりましたらシーリング工事に移ります。
目地のシーリングを打ち替えますので、専用のカッターで既存のシーリングに切り込みを入れ、引っ張り出して撤去していきます。
プライマーを塗布する様子です。
新しいシーリングを充填する前に
シーリングとサイディングの側面の接着力を高めるプライマーを塗布します。
プライマーの塗布は耐用年数に影響し、非常に重要な役割を果たしますので必ず行います。
新しいシーリングを充填する様子です。
プライマーの塗布完了後、新しいシーリングを充填していきます。
新しく充填した
オートンイクシードは、
耐用年数15年超の塗料以上の長寿命シーリング材です。
通常のシーリング材の伸び率が400%であるのに対し、オートンイクシードは1000%以上という圧倒的な伸縮性を持ち、破断を防ぎます。 さらに、30%の圧縮と拡大を4000回、それを3回繰り返しても破断しないという耐久性も特徴です。
以前は「オートンイクシード15+」という商品名でしたが、2016年9月に現在の「オートンイクシード」へと改名されました。
オート化学工業が販売するこの製品は、シーリング材の常識を覆す耐久性を持ち、15年以上の耐用年数を誇ります。
新しいシーリングをヘラで均す様子です。
新しいシーリングを充填しましたら、
仕上げの作業として側面への密着度を上げるために専用のヘラで空気が入らないように押し込みながら均していきます。
使用した塗料のご紹介です。
外壁塗装工事は主に下塗り・中塗り・上塗りの3回の工程で塗装を行います。
下塗りには日本ペイントのパーフェクトサーフを使用しました。パーフェクトサーフは窯業系サイディングボードの塗り替えに最適な下塗り材になります。
防藻・防かび機能や微弾性機能を備えておりますのでヘヤクラックへの追従性があります。 中塗り・上塗りには日本ペイントの
パーフェクトトップを使用しました。
パーフェクトトップは外壁塗装用の塗料で
ラジカル制御形の塗料になりますので、外壁を紫外線から保護し、劣化を抑える特徴を持ちます。 色は標準色の中からお選びいただき、ND-401をお選びいただきました。
下塗りの様子です。
下塗りは外壁の表面を整え、上塗り塗料の密着性や耐久性を高める非常に重要な工程になります。 外壁塗装の仕上がりに影響を与える工程であるため、下塗り作業は丁寧に行うことが重要です。
また、下塗りを行うことで上塗り塗料が外壁に吸収されるのを防ぐことができますので、塗料の無駄を防ぎ、外壁の色を思い通りに発色させることができます。
特に、濃い色から淡い色への塗り替えを行う際には、下塗りが重要となります。
中塗りの様子です。
中塗りは、上塗り塗料を均一に塗り、丈夫な塗膜を形成するための工程です。 中塗りでは、外壁と上塗り塗料の密着性を高める役割を果たします。
下塗りで整えた表面に中塗りを施すことで、上塗り塗料がより密着し、塗膜の剥がれや膨れなどの施工不良を防ぐことができます。
上塗りの様子です。
上塗りは外壁塗装工事において最終的な仕上げの工程になります。 下塗りや中塗りがしっかりと行われていることが前提となりますが、上塗りがきちんと施されないと外壁の耐久性や美観に影響を及ぼす可能性が高まります。
外壁には日々の気候や外部からのダメージが蓄積されます。そのため、上塗りによって外壁をしっかりと保護し、色褪せや劣化を防ぎます。
付帯部塗装の様子です。
外壁塗装工事では、並行して外壁以外の雨樋や破風板等の付帯部と呼ばれる部分も塗装します。
塗装する前には、下地調整として必ずケレンや目粗しを行う事で塗料がしっかりと密着し、美しい仕上りになります。
下地調整完了後、塗料を3回塗りで重ねて塗っていきます。
付帯部も外壁の塗装と同様に、耐久性や美観の維持に繋がりますので丁寧にしっかりと仕上げます。
付帯部塗装完了後、全ての工程が完了しましたら塗り残しや塗料の飛散が無いかの
最終確認をします。
最終確認終了後、お客様お立会いの元、再度確認を行い問題が無いようでしたら工事が完了になります。
ご希望の色に綺麗に仕上がりましたので、W様に大変満足していただけました。
私達、街の外壁塗装やさんでは点検~お見積り作成まで無料にて実施し、最適なメンテナンスをご提案させていただきますので、是非お気軽にご相談ください。
記事内に記載されている金額は2025年01月17日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、
屋根塗装、
外壁・屋根塗装、
ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。