
江東区北砂にお住まいのお客様より、玄関前とバルコニーに設置された無垢の木製柵についてご相談をいただきました。
外壁塗装とあわせて約2年前に取り付けた目隠し柵でしたが、早くも黒ずみや雨だれが目立ち始め、外観の印象が気になってきたとのことです。
特にビスまわりや雨水が流れやすい箇所には筋状の汚れが発生し、木材自体の傷みも心配されていました。
そこで現地へ伺い、木部の劣化状況を調べたうえで、できるだけ費用を抑えながら美観と保護性能の改善を目指す施工方法をご提案しました。
使用材料
ファインウレタンU10015(15-40H)
玄関まわりの木製柵に黒ずみと色むらが広がっていました

玄関前に設けられた縦格子の木製柵は、住まいの印象を大きく左右する位置にあるため、汚れや色あせが生じると外観にも影響します。
木の表面には全体的にくすみが広がり、設置から2年ほどでありながら、風雨による劣化が進んでいました。
無垢材は自然な質感が魅力である一方、塗膜による保護が弱まると水分を吸収しやすくなり、汚れも付着しやすくなります。
とくに玄関まわりは人の出入りが多く、日常的に目に触れる場所です。
そのため、美観の低下が住まい全体の印象にも影響しかねません。
木ならではの風合いを長く楽しむためにも、適切な時期に塗装メンテナンスを行いましょう。

近くで見ると、ビスの取付箇所を中心に黒い筋状の汚れが広がり、柵の下部には雨水が流れた跡も残っていました。
こうした汚れは、雨水によって表面の汚れが流されたり、金物まわりや木口付近に水分が残ったりすることで発生することがあります。
また、木材が水分を吸収して乾燥する過程を繰り返すと、表面の劣化につながる可能性もあります。
水分が残りやすい環境は木材の劣化を早める要因となるため、塗膜による保護機能を補うことが重要です。
お客様のご予算にも配慮し、必要な保護性能と費用のバランスを考えた施工方法をご提案しました。
バルコニーの木製柵も広い範囲で傷みが進んでいました

2階バルコニーの目隠し柵も、玄関まわりと同じく色あせや汚れが広範囲に見られました。
高い位置にあるため細部までは目立ちにくいものの、離れた場所からも色ムラがわかり、住まい全体の外観にも影響を及ぼしていました。
バルコニーは日差しや雨を直接受けやすく、木材にとって負担の大きい環境です。
塗膜の保護機能が低下すると、紫外線による退色に加え、吸水による反りや劣化を招くおそれもあります。
そこで、足場を設置せずに施工できる条件を活かし、費用を抑えながら木材を保護できる塗装計画をご提案しました。
こうした状況に応じた柔軟な対応も、地域密着の街の外壁塗装やさんの強みです。

使用したのは、日本ペイントのファインウレタンU100です。
無垢材は気温や湿度の変化によって伸縮する性質があり、塗料を選ぶ際には木材への適用性も重要なポイントとなります。
ファインウレタンU100は木部にも使用できるウレタン樹脂塗料で、今回は費用と保護性能のバランスを重視して採用しました。
限られたご予算の中でも耐久性に配慮した材料選びを行い、必要な工事に絞ることで費用負担の軽減も目指しています。
美観の改善はもちろん、その後のメンテナンスも見据えた塗料選定です。
吸い込みやすい無垢材に1回目の塗装を丁寧に行いました

下地の木材は塗料を吸い込みやすかったため、1回目の塗装では塗料を素地になじませることを意識して作業を進めました。
無垢材は部位によって吸い込み方に差があり、同じ量を塗っても発色や艶感に違いが生じやすい素材です。
そのため、ローラーを使いながら、格子1本ずつの面や角、ビスまわりまで塗り残しがないように塗り進めました。
特に玄関前は近くから目に入る場所ですので、塗料のダレや塗りムラにも気を配る必要があります。
通常の3回塗りではなく2回塗りで仕上げるため、1回目の塗装から塗布量を意識することが大切です。
細部まで塗料を行き渡らせ、次の工程につなげていきます。

1回目の塗装後、2回目の塗り重ねによって色味を整え、塗膜に厚みを持たせていきました。
木部塗装では、塗料を均一に重ねることが、美しい仕上がりと木材の保護につながります。
お客様のご予算にも配慮しつつ、塗布量や塗り広げ方を調整し、ムラのない仕上がりを目指しました。
格子状の柵は塗りにくい面も多い形状ですが、各部のつながりを意識して塗り進めることで、自然な色合いに整います。
黒ずみが目立っていた木部も、塗装によって落ち着いた印象へと変わりました。
美観を取り戻すとともに、塗膜で木材を保護する重要な工程です。

バルコニー部分も同じ工程で塗装し、玄関前の柵と色合いをそろえて仕上げました。
塗装後は、木の自然な表情を残しながらも全体が引き締まり、外壁との調和も感じられる外観になっています。
黒ずみや色あせが目立っていた部分にも新たな塗膜が形成され、住まい全体がすっきりとした印象に整いました。
必要な箇所に絞ってメンテナンスを行い、余分な費用を抑えることで、木製柵をこれからも気持ちよく使える状態へと仕上げました。

江東区北砂で行った無垢の木製柵塗装では、玄関まわりとバルコニーに黒ずみや雨だれ跡、色あせなどが見られました。
木材は雨や紫外線の影響を受けやすいため、塗膜による保護が大切です。
今回はお客様のご予算にも配慮し、2回塗りで美観と保護性能の回復を目指しました。
街の外壁塗装やさんでは、木部塗装をはじめ、外壁や屋根の塗装、雨漏りにも対応しております。
無料調査も承っておりますので、お住まいの気になる症状がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
記事内に記載されている金額は2026年10月30日時点での費用となります。
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