江東区南砂で建てられて20年目の外壁材にALCを使用したお住まいの外壁塗装工事を施工させて頂きました(^^)/
ご相談のきっかけは台風等による雨漏りの発生から弊社へのお問い合わせが始まりです!
毎回の雨漏りではない模様でしたが、強風時などの強い雨の時に発生する時があると言ったお話でした。
屋上はシート防水を数年前に施工されたとの事で、排水についても問題は有りませんでした。
しかし外壁のシーリングや窓周りシーリング等に割れ等の症状が有り、可能性としては外壁からの雨漏りが濃厚であると判断させて頂きました。
お客様もシーリング補修工事をメインにお考えでしたが、足場がどうしても必要な施工となる事からこの際シーリングだけでなく外壁塗装も同時に施工していくと言う判断に至り、全体的な塗装改修工事として施工する事となりました。
使用塗料は日本ペイントのパーフェクトトップ。
色選びで悩まれましたが、標準色でもやさしめの少し赤みのあるベージュでND-460を使用しての塗装工事となります(#^^#)
使用材料
シーリング:オート化学 オートンイクシード外壁塗装:日本ペイント パーフェクトトップ(ND-460)
現地調査の様子です。 使用している外壁は軽量気泡コンクリートと呼ばれるALC外壁になります。 こちらの面に雨漏り症状が集約されているとの事でしたが、外観的にはやはり年数による汚れの付着が目に付きます(>_<) お客様もその辺りは気にされており、そろそろ頃合いとしては外壁塗装工事等のお手入れの必要な時期に来ていると言ったお考えはお持ちでした。
そして何よりも懸案となっている事は時折発生する雨漏りの解消です! 1階、2階も含めて窓枠周りからを中心に症状を来たすとのお話でした。 考えれれる事としては、屋上防水や排水設備の詰まり、更にこちらのお宅の様なALC外壁は外壁の割れによる雨漏りの発生をしばしば見受けられる事があります。
屋上防水は何年か前に施工したとの事でシート防水で施工されておりました。 その為、ドレンの詰まりや排水に関しても特に問題は見受けられませんでした(*^-^*) しかし、外壁を確認させて頂きますと、やはり外壁の各所にシーリングの割れや外壁材そのものに割れが発生している箇所も有りました。 外壁塗装工事を施工して10年は経過しているとの事でも有りましたので、雨漏りの解消の為にはシーリング工事と外壁塗装工事で対策をとる事がベストであるとお伝えさせて頂きました!
更に気になる箇所として、窓廻りのシーリング割れ、出窓の縁廻りに有るシーリングもかなり劣化症状が見られます(>_<)
今回外壁塗装工事と共にこのシーリングの補修工事も行う方向でお話が進みました。
こう言った雨漏りの可能性に繋がる全ての箇所を可能な限りシーリング補修を掛けて、その上に塗装塗膜をしっかり与え雨漏り対策と耐久力の向上とを目指し施工する事となりました!
工事の始まりです。
工事で必要な物は先ずは足場となります。
道路幅の狭い前面道路で車両を止めさせて頂き、事前に弊社の方で挨拶状とタオルを持参してご挨拶にお伺いいたしました。
何よりもご近隣様のご協力も有り、無事工事スタートが切れました(#^^#)
ありがとうございましたm(__)m
作業は続いていきます。
翌日、早速高圧洗浄で塗装職人が作業に臨みました。
その際に雨漏り箇所も有ったので、お部屋内で施主様ともコンタクトを取りながら原因を究明すべく洗浄作業を行います。
屋上、庇屋根、外壁、建物全体の様々な箇所に高圧水による洗浄作業を行い、汚れ落としつつ作業の方を進めていきました。
外壁については徹底的に汚れを落としていきます!
しかしあまり強すぎる圧力を掛けてしまうと外壁材そのものを損壊させてしまう事に繋がり兼ねません(>_<)
そこは職人の経験値とバランス感覚とで調整しながら洗浄作業を行って行きました。
洗浄作業で外壁の汚れをしっかり落として、今回の雨漏り対策の肝となるシーリング補修工事となります。 ALC外壁の場合、シーリング補修工事は増し打ち施工が基本となります。 既存のシーリング部分にその上から新しいシーリング材を増して打っていく施工、これがシーリング増し打ち工事となります。 今回シーリング材は高耐久のオートンイクシードを使用して参りました。 一般的なシーリング材と比べると格段にその耐久性がアップすると言われる材料です。 このオートンイクシードで施工する事で、少しでも雨漏り対策を図っていくべく施工させて頂きました!
シーリングの施工手順については、先ずはプライマー塗布して既存のシーリングと新しいシーリング材を密着させる為の工程を経て進めていきます!
プライマーが乾燥した段階で、オートンイクシードを注入してシーリングに厚みを付けます。
ヘラで形を均一にし、シーリング材を満遍なく均していきます!
こうする事で割れ等の隙間を徹底的に塞ぎます(#^^#)
縦目地、横目地、更に窓廻りなどの開口部、これらの場所にシーリングを打って内側への水の進入を防ぎ、この上に塗装塗膜を与えて耐久力を持たせていきます。
シーリング材も高耐久材料ですので、しばらくの間はこのお手入れが雨漏り等からお住まいを守ってくれるはずです。
シーリング工事もひと段落すれば、いよいよ塗装工事のスタートとなります。 使用塗料はパーフェクトトップ。 日本ペイント製のラジカル制御形塗料と呼ばれる塗料で、一般的なシリコングレードの塗料よりも上に位置する塗料です! コスト的にシリコン塗料とさほど変わらないので、現在塗装工事を施工されるお客様に多く使用される塗料となります。
主剤であるパーフェクトトップの塗装前に先ずは下塗りを行います。
下塗り材は外壁の下地建材やその状況に合わせてチョイスしていきます。
目的としては主剤の塗料をしっかり密着させる事で、この下塗り作業が長持ちさせられるか否かの一つ目の判断基準ともなり得ます。
今回のお住まいはALC外壁がメインですが、増築した部分にサイディング面も有り、その建材ごとに下塗り材を使い分けて施工していきました。
なおかつ写真でも判る様に、使用しているローラーの種類も異なり道具においても使い分けています(#^^#)
下塗りが終了しました。外壁が白く染まっています!
言うなればお住まいのお化粧の準備が整った訳です。
この工程をしっかりと行う事で、主剤であるパーフェクトトップの持ちを向上させる事は先程ご紹介した通りです。
続いて中塗りへと作業は進んで参ります。
これがいよいよ主役のパーフェクトトップの登場となります!
今回お客様が選択された色はこの少し赤みがかったベージュのやさしい色合いです。
どちらのお客様でも大概そうですが色を選ばれるまでは非常に悩まれます。
と言うのもこれから10年から15年程度お付き合いされる色となりますので、悩まれるのは当然です(>_<)
こちらのお客様はこれまでとイメージを変えたいとの事から、グレー系のベージュから赤みのあるベージュのこの色を選ばれました。
色番をND-460。どう仕上がっていくか非常に楽しみですね( *´艸`)
一通り中塗りを終えるとだいたいの雰囲気は判って参ります。
しかしこれでは終わりません!
この中塗り後に更にもう一度上塗りの塗装を掛けると、色乗りと艶感が増して更にガラッと印象も変わります(#^^#)
上塗りを掛けて更に外壁の色味を際立たせていきます。
それと共に本来の塗装の目的である防水性の向上にも努めて行きます。
「同じ色を塗るとどこまで塗ったか判らなくなって、塗装にムラが出るのでは…?」と言ったご心配を聴くことも有りますが、ご覧の通り乾いた中塗り後に上塗りを掛けると若干ですが色の違いが出ます。
ムラが出る事はありませんので、ご安心ください(*^-^*)
勿論、乾くと色合いは均一になります!
塗料の不思議と言える現象の一つと言えます。
上塗りが完成しました。
先に施工した目地シーリングや窓周りシーリングの上にも塗装をしっかり施しました!
これで耐久力のある外壁塗装仕上げの完成です。
外壁塗装工程も終了となり、最後の仕上げ工程「付帯部塗装」へと作業は進みます。
付帯部とはこう言った外壁などに取り付ている別の建材を指します。
基本的に鉄部、木部、セメント材で出来た建材は塗装を掛けて行きます。
逆に塗装しない建材としてはアルミ製材や鋳物と言ったものでそれ以外は可能な限り塗装をしていきます。
これは雨樋塗装の様子で、外壁同様に主剤の2回塗りは変わりません。
その他にも軒天と呼ばれる天井部分や、出窓の上下や庇屋根等の鉄製で出来た部位も塗装していきます!
付帯部塗装の最後に金属製の屋根塗装です。
工程をご紹介すると、まずはケレン作業で錆びや汚れ等をしっかり落として、金属の場合下塗りとして錆止めの塗布を行っていきます。
そこに中塗り、上塗りと掛けて仕上げていく事は外壁同様に変わりません。
こう言ったローラーでは届かないような箇所に刷毛でしっかりと奥まで塗料を入れて、塗り残しの無いように仕上げて行きます。
最後まで気を抜かず手順に沿って施工して参ります!
屋根の塗装の完成です。
太陽光線の力も有って燦然と輝いている様子が判りますね(#^^#)
と言うのもやはり手順に沿って仕上げくれた職人さんの努力の賜物です!
これで工事も一通り終わりました。
後は完了チェックで全体を再度点検していきます。
完了点検を行い、手直し箇所の修繕も行いました。
ほとんど問題も無く、足場を解体すれば無事工事も終了です!
早く足場を取って、スッキリとした状態で全体の仕上がりを見てみたい心境です。
翌日、足場解体をして無事工事も終了しました。
これが完成形です!
お客様が選ばれた外壁の色も非常に素敵ですが、雨樋や付帯部に塗った色も非常にいい感じです(#^^#)
この色は職人さんの調色でお客様にも見てもらって作った色です。
外壁ともマッチして非常にやさしい感じでお住まいが産まれ変わりました!
パーフェクトトップのND-460が非常に鮮やかです。
太陽光線を浴びると更にキラキラと艶が増してお客様も非常に気に入っておられました。
そして何よりも工事のきっかけは雨漏り対策でした。 その辺りの仕上がりも全く問題は有りません。 工事期間中強い雨の日も有りましたが、お客様曰く雨漏りはしなかったとの事です(*^-^*) 私たち街の外壁塗装やさんではお客様のお悩み解決の為、手順に沿った施工と耐久力の向上をテーマに取り組んでおります! 勿論、工事期間中は新型コロナウィルス対策も取りつつ施工に当たらせて頂きました。 皆様もお住まいのお悩みや塗装工事のご相談等がございましたら、お気軽にお声掛け下さい(^O^)/
工事後のメンテナンス点検の実施です。 私たち街の外壁塗装やさんではその施工させて頂いた保証年数に応じて、この様な引き続き継続的にアフターメンテナンスの方にお伺いさせて頂いております。 特にこちらのお客様はパーフェクトトップによる全体外壁塗装工事となりますので、工事後に異常を来している箇所がないかの確認をさせていて頂きました。 色としては未だ塗った当時とほとんど変わりません。 更に艶の方も維持されており、イコール防水性、撥水力の方も健在である事が判断出来ます(#^^#)
やはりALC外壁ですので、シーリング補修を行った箇所の割れが無いかどうかの確認も重要です。 下の方はお住まいをぐるっと回り容易に確認出来ますが、上の方も陸屋根の屋上に上がって上から覗き込む様な形で確認致しました。 トータル的にシーリングの方も割れも無く状態を維持している状況でした!
そして前回外壁塗装工事は行いましたが、屋上の防水工事の方は次回のメンテナンスの際にと言う事で見合わせました。 ここに来て排水ドレンの詰まりから水が溜まっている状況と、更にクラックの発生も見られる状況でしたので、防水工事のお見積り依頼を頂戴致しました。
この様に工事は大きな費用と期間も掛かりますので、順番に都度ご対応される方も多いです。 勿論一時に全ての工事をされる方もいらっしゃいますが、それはそれぞれにお客様毎にご判断される事となりますので、当社の方はそのご要望と意向に沿ってお客様に合わせてご対応させて頂いております! 尚、今回ご提案する防水工事の費用の目安はこちらをご参考にして頂ければと思います(#^^#) 引き続き防水工事のご指名を頂きましたら、またこちらでご紹介させて頂こうと思いますので宜しくお願い致します(^^)/
記事内に記載されている金額は2023年11月16日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、
屋根塗装、
外壁・屋根塗装、
ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。