葛飾区水元で
外壁塗装工事を施工致しました。実は工事のきっかけとしては塗装工事のご依頼からでは無く、令和元年東日本台風のご被害による雨樋交換や軒天の部分交換のご相談が始まりでした。雨樋交換に伴い足場の仮設が必要となります。そこで
火災保険で足場費用が見てもらう事も有り、折角足場を組むのであれば兼ねてから外壁の傷みがとても気になっていたとの事で、塗装工事をご検討される事となりました。外壁については前回お手入れしてから10年以上は経過している状況でしたので、表面剥離や割れが生じておりました。そこで今回塗装するに当たり、密着力が低下しているので表面をしっかり削り取って下地をしっかりと調整し、更に下塗りを2回塗りで固めていく事をご提案させて頂きました。上塗り材は
日本ペイント社製のパーフェクトトップで仕上げていく事でご了承頂き、台風復旧工事と併せて当社の方で施工させて頂く運びとなりました。
施工内容
外壁塗装 その他 漆喰詰め増し 雨樋交換 軒天部分交換
先ずご相談頂いたのは、
外壁塗装工事の件では無く、このような雨樋の外れや軒天の剥がれと言った症状でした。これらについては令和元年東日本台風によるご被害となり、雨樋交換、軒天交換とそれに伴う足場仮設を
火災保険を申請し、承認を経て施工する事となりました。
火災保険のご使用で全周足場を組む事になったところで、お客様より「折角全体に足場を組むのであれば前々から外壁の傷みが気になっているので塗装工事も考えたい」とのお話を承り、外壁について現状確認をさせて頂きました。確かに外壁表面の剥離やめくれなどの症状があり、やはりこのまま放置してしまうと傷みが進行してしまうリスクも考えられる事から、この機会にお手入れをされる事は非常に重要である旨ご説明致しました。
台風修繕と塗装工事を同時に施工していく事となりました
今回実施しなくてもいずれしなければならない事となるとのお話となり、火災保険で賄える費用も有りコスト的にも効率化図れるので、この際思い切って台風復旧工事共に外壁塗装工事を施工する事で正式にご依頼を賜りました。
更に屋根についても最低限のお手入れで構わないので考えて欲しいとのご相談が有り、漆喰部分に劣化症状が有りましたので漆喰の詰め増し工事をご提案させて頂き、最終的に軒雨樋交換、軒天部分交換、屋根漆喰の詰め増し、それと併せて外壁塗装工事を施工する事となり、順番に工事着手の運びとなりました。
工事のスタートは足場仮設になります。今回のお宅様は一部敷地幅が狭く隣家様の敷地に足場を立てさせて頂く必要が有りました。隣家様に事前にご挨拶、ご承諾を頂き下にブルーシートを施して足場を設置させて頂きました。メッシュシートもしっかりと設置して工事準備完了となります。
外壁塗装工事に入る前に、屋根工事と雨樋交換工事から行います。漆喰の詰め増し工事で既存棟周りに新たな南蛮漆喰を入れて行きました。
瓦屋根の場合この漆喰のメンテナンスは定期的に実施しておく必要が有ります。
続いて災害復旧の雨樋交換となります。しっかりと勾配も図りながら新しい軒雨樋を取り付けて参りました。
漆喰、雨樋共に無事施工完了となります。これら一連の施工が終わると外壁塗装工事の工程へと移っていきます。お客様の方では当初台風災害復旧の工事がメインでしたが、いつの間にか外壁塗装工事の方への思いが強くなり、色選びなどもご家族様でご検討されて楽しみにされておりました。
外壁塗装工事へと作業は進んで参ります。しかしその塗装工程に入る前に下地調整作業が必要となります。若干傷みが進行している状況ですので、ここをきちんと対応していかないと塗料が密着しない等の不具合が想定されてしまいます。先ずは表面の剥離している所や捲れ掛かっている所をしっかりと削り取り、剥がせれる部分はしっかりと剥がして下地調整を実施して参りました。
更に下地調整作業の第二段階としてひび割れ補修となります。これも重要な工程です。このように割れてしまってる場合、割れ部分をVカットで少し削りシーリング材がしっかりと入れられる様に処置して参ります。そのシーリングを入れる前にプライマーを塗布してシーリングが密着していく様施工していきます。
プライマーが乾燥した後シーリングを入れて隙間を埋めて参ります。この上に塗装を掛けて行く事で、外壁に水が進入していく事を防いでいきます。
全ての割れ部分にシーリング補修を行いました。これらの工程をしっかり行う事が下地調整です。いかに手間を掛けてこの下地施工をしていくかが、今回の外壁塗装工事の成否に繋がると言っても過言では有りません。
いよいよ塗装工程へ進んで参ります。今回は下地の劣化が進行している事から先程来ご紹介してきた下地調整と、この下塗り作業も重要な工程となります。下塗りも通常は1度塗りで仕上げていきますが、こちらのお宅では2度下塗りを入れていく事と致しました。シーラーを塗布して下地の強化図り、その上にフィラーを塗布して密着性を高めて主剤である
パーフェクトトップが少しでも長持ちする様施工をして参りました。
これがパーフェクトトップになります。日本ペイント社製の塗料となり、ラジカル制御形塗料と呼ばれております。グレード的にはシリコン塗料の上と言われている塗料でメーカー期待耐用年数としては12~13年と言われております。一般的なシリコン塗料と価格帯的にもそれほど変わらないので、現在外壁塗装工事をされるお客様に多く使用される塗料となります。
下塗りで白色化した外壁にパーフェクトトップの1回目塗りを行います。これが中塗り工程となります。本来は下塗り、中塗り、上塗りの3回塗り工程ですが、今回は下塗りを2回入れていますので、実質この中塗りが3度目の塗装工程となります。
かと言って中塗りで塗装は終わらせません。当然上塗りを掛けて外壁は仕上げていく必要があります。中塗りだけでは塗装の色が乗りきらない事と、しっかりと防水塗膜が完成されません。塗装の原則ですが主剤は必ず2回は塗ってくのが基本です。主剤の2回目塗りが上塗りとなり、御覧の通り艶感が増して厚みのある塗装塗膜になっていく事がお判り頂ける事と思います。
話は前後してしまいますが、塗装前にこちらも台風災害復旧として霧除け庇の軒天交換を行いました。既存軒天を剥がし新たな軒天に交換となります。原因は上部霧除け庇の継ぎ目の隙間だと判明したので、その部分にシーリングをしっかりと入れて補修を行い軒天の部分交換を施工していきました。
この交換した軒天も塗装を掛けて参ります。外壁の塗装工程が終わるとこう言った付帯部と呼ばれる軒天や雨樋、その他木鉄部の塗装を行う事で工事を仕上げて参ります。
雨樋、シャッターボックス等の鉄部は錆止めを塗布して主剤を2回塗りし仕上げました。
更に雨樋や庇屋根も塗装しております。これらの付帯部塗装を終えると工事も完了となります。
足場も取れて晴れて工事完成です。お客様にも非常に喜んで頂く事が出来ました。そのお言葉を聞けると充実感と達成感を感じられ施工の苦労も一気に吹き飛ぶ瞬間となります。
付帯部の塗装も問題なしです。お客様に選んで頂いた色でこの配色についても気に入って頂けました。
裏面の部分も問題ありません。これで完了点検も終了でお客様へのお引渡しとなりました。今回台風災害の復旧工事だけで当初は考えていたお客様でしたが、当社の方で外壁塗装工事の提案をしてくれて同時に施工する事となり、本当に良かったと仰られておりました。私たち街の外壁塗装やさんではお客様のご要望にお応えしながらより良いご提案をさせて頂いております。
新型コロナウィルス対策も継続して実施しております。皆様もお気軽にご相談下さい。
記事内に記載されている金額は2023年10月06日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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