江戸川区鹿骨のw様は以前にベランダからの雨漏りで私たち「街の屋根やさん」にお問合せを頂きベランダ防水工事を実施させていただいたお客様です。今回は外壁塗装工事をご検討されているとのことで「街の外壁塗装やさん」で対応させていただくことになりました。築20年以上になるというw様のお宅は、木造三階建て化粧スレート葺きALCボード貼り外壁です。外壁からの雨漏りは現在起こってはおりませんが丁度良い機会だからとのことで外壁塗装もご検討いただいたそうです。ALCボードの外壁は吹付タイル塗装を施されておりましたが、建物北面のコケや汚れも気になっているとのことでした。また今回の塗装では「色」も変えたいとのことで数種類のカラーシミュレーションも実施していきました。まずは塗料選びですが、耐候性能を10年から15年程度とのご希望できたので
ニッペパーフェクトトップをおススメさせていただき、色選びに進みました。まずはニッペの標準色見本帳から気になる色をお選びいただきましたが、濃い色にもご興味がある様子で、「濃い茶色」もシミュレーションすることになりました。その中で濃い茶色を最終的にお選びいただきました。今までがそれほど濃くないグレー系の外壁だったため完成は全くイメージが変わりましたが大変満足していただける仕上がりとなり喜んでいただくことが出来ました。
江戸川区鹿骨のW様から「外壁塗装も行いたい」とご相談を頂きました。W様邸はつい数か月前にベランダからの雨漏り発生でベランダ防水工事を行わせていただいたお客様です。今回の雨漏りで外壁のメンテナンスもお考えになられたそうです。ALCボードが貼られた外壁は表面に吹付タイル仕上げになっております。さすがにチョーキング現象は起きてきている状態です。特に建物の裏面に当たる北側の汚れを気にさせているようでした。
雨漏り工事の前の調査の際に外壁も一通り調査を済ませてありました。というのも雨漏りがベランダだけではない可能性も考えられたからです。W様の外壁はALCボードの為、継ぎ目はコーキング処理されています。その継ぎ目も原因になっていることがあるからです。
ALC外壁の継ぎ目目地は家全体で数百メートルに及びます。
w様が特に気にされていたのが裏側面の汚れでした。どうしても陽が当たりにくい部分は汚れやコケが目立ってしまいます。
現状の色は、薄くもなく濃くもないグレー色です。w様のご要望は現状色か他の家があまり使用していない色、汚れが目立ちにくい色、といったことでした。ニッペの標準色色見本帳から二色をお選びいただき、もう1種類はニットコウの短冊からお選びいただきました。
現状に近い色という事で、ニッペ標準色のND013番にて
シミュレーションを作成しました。比較的濃いめのグレー色です。付帯部分の色は既存サッシ枠の色が黒系の為、黒系で作成いたしました。現状系の色の為、違和感は感じません。
あまり他で使用していない色の候補として、ニッペ標準色からND050番でのシミュレーションを作成いたしました。緑系です。w様の反応を見る限りあまりピンとこない雰囲気を感じました。
標準色には無い、かなり濃いめの焦げ茶色、ニットコウ番号だと15-20Bという色番号になります。w様はこの色にとても興味をひかれているようでした。
現状はチョーキング現象が進み、遠目に見ても斑状に見えています。
濃いめのグレー色、ニッペ標準色のND013でシミュレーションをしました。
ニッペ標準色ND050番でシミュレーションした画像です。下地の様子がシミュレーションでは若干反映されてしまいます。
ニットコウ番号15-20B番でのシミュレーションです。濃い色は下地の影響を受けにくいのがわかります。表側のシミュレーション、裏側のシミュレーションを見て、最終的に15-20B番で塗装を行う事になりました。
足場を仮設し、外壁塗装工事を行っていきます。私たち「街の外壁塗装やさん」では新型コロナウイルス拡散防止対策の下に工事を行っております。チョーキングを起こしたALC外壁を高圧洗浄しています。汚れと共にチョーキングした古い塗料が落ちるため、洗浄水は白濁した状態となります。
建物の上の方から洗浄を行います。車庫のシャッターも洗浄します。この辺りなら家庭用洗浄機でも可能ですが、なかなかご自分ではやりきれないものです。エンジンタイプの洗浄機はやはりパワーが違います。
玄関前のタイル床も洗浄を行いました。タイルにしみこんだ汚れは洗浄だけではなかなか落ちません。とことんキレイにするには専用の洗浄剤を使用すると新品のようになります。今回は洗浄のみで仕上げておりますが、ご希望ご要望のある場合はご相談ください。
洗浄作業終了後は1日乾燥のために工事をお休みさせていただいております。翌々日から工事再開となりますが、今回の工事の目玉にもなるALC外壁目地へのコーキング工事から行っていきます。称するコーキング材はオートンのALC外壁専用タイプです。今回が初めての外壁塗装となるので、外壁目地へのコーキングは増し打ちという手法を取っています。
外壁目地にはコーキング充填前にプライマーを刷毛を使って塗布していきます。
今回は外壁目地の総量が数百メートルと長いのでカートリッジに入ったタイプではなく、ペール缶に入ったコーキングを使用しておりますので専用のコーキングガンを使っての作業です。
窓周りにもしっかりコーキング作業を行っていきます。
コーキング工事は2人で実施して丸2日ほどかかりました。目地部分には厚さでおおよそ1センチメートルほどのコーキングが充填されています。
コーキング工事が終わりましたので、外壁への塗装工事を行っていきます。外壁塗装は下塗り、中塗り、上塗りの3工程となりますが、まずは下塗りの工程を行っていきます。使用する下塗り塗料はニッペパーフェクトサーフです。主にALC外壁やサイディングボード外壁の下塗りに使用します。色は白色です。
パーフェクトサーフの下塗りで外壁は一度白装束に包まれます。
下塗りが終了し、シミュレーションで作成したイメージになる色を付けていく工程が中塗り、上塗りです。使用する塗料はニッペパーフェクトトップをニットコウ番号15-20Bに調色したものです。標準色よりも若干価格が上がります。特に三原色に近いものは価格がグッとがる事がありますのでご相談ください。
中塗りで下塗りの色が隠れていきます。塗りやすいように若干希釈をしますが、それでもわずか3%ほどの希釈率です。
しっかりと工程を守る事で、メーカーの想定した耐候性が初めて発揮されます。
鋼板製の霧除け庇の塗装を行います。まずは表面の目荒らしを行っていきます。
目荒らしの後は下塗りを実施します。鋼板製の霧除け庇ですので下塗りにはサビ止め塗料を使用します。
中塗りを行います。使用している塗料はニッペパーフェクトトップ(弱溶剤タイプ)のN-25色です。非常に濃いめのグレー色です。
霧除け庇も計3度塗りで仕上げています。
雨樋を塗装します。塗装面の下地調整を行っています。
ファインパーフェクトトップN25番で二度塗りをして仕上げていきます。
雨戸・戸袋のルーバー部分の塗装を行います。枠はアルミ製の為、塗装いたしません。塗装面の目荒らしを行います。サビも出ていなく状態は悪くありません。
サビ止め塗料を下塗りで使用します。飛散の少ないエアレスを使用してまんべんなく吹き付けていきます。
中塗りはファインパーフェクトトップのN25番です。こちらも吹き付けです。
上塗りで仕上げとなります。吹き付けは全体にまんべんなく塗膜が付くのでキレイな仕上がりです。
塗り残しが無いかの確認や不要な個所への塗料の付着の確認、清掃を済ませメッシュシートをおろします。後は足場の解体となります。
シミュレーションにほぼ近い仕上がりになりました。
裏面も早く足場解体後を見てみたい出すね!
建物玄関側の完成写真です。濃い茶色で全く別の建物かのようになりました。
建物裏面の様子です。イメージ通りの仕上がりでお客様にも大変満足していただくことが出来ました。ご近所様の評判も上々です。
記事内に記載されている金額は2020年10月23日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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