文京区白山にお住まいのS様から、今まで隣家があって見えなかった部分の外壁が隣家の解体で見えるようになったら傷んでいるので補修を検討している、というお問い合わせを私たち街の外壁やさんに頂きました。解体された隣家の敷地も今後また建物が建つとのことである程度しっかりとした補修を行いたいそうでした。実際に調査に伺うと、土台の部分には腐食が見られたり、外壁のブロック状のコンクリート板が崩れてしまっておりました。木部の補修とコンクリート板の撤去を行い、下地作成による面の強化を行い省メンテナンスの図れる金属サイデイングを使用して外壁貼り替え工事をご提案させていただきご契約・工事を承らせていただくことになりました。
文京区白山にお住いのs様から、隣家が解体したので今までできなかった外壁のメンテナンスを行いたいので調査してほしい、というお問い合わせを私たち「街の外壁塗装やさん」に頂きました。お話を伺うと隣家があったため手を付けられずにいた外壁をこのタイミングで修繕されたいとのことでした。実際にお伺いしてみるとs様の外壁はモルタル系の外壁で作られており、今回隣家が解体された面の外壁は厚さ2センチほどのコンクリート板が貼られている物でした。
調査を進めると、土台近くの外壁の一部は崩れてしまっており、土台などの木部にも傷みが発生していることが分かりました。またその隙間から見えるのは土壁でかなりの築年数の建物である事もわかりました。今までは隣家があったので確かに修繕は難しかったのだろうと思われます。
他の部分でもコンクリート板が反ってしまい、隙間が開いたりしていました。s様としてはこの際なので今後メンテナンスが難しくなることを想定し、省メンテナンスで済む外壁材への貼り替えをご希望でした。そこでほかの外壁のようなモルタル仕上げも検討いたしましたが、モルタル仕上げ外壁に起こりがちなクラックが発生した場合に修繕が難しい事が想定されるため除外、一般的な窯業系サイディングボードを使用した場合でも目地のコーキングの劣化や外壁塗装面の劣化による再塗装の必要性が出た場合にも修繕が難しいとのことで除外、最終的に金属サイディングでの貼り替え工事を検討いたしました。金属サイディングとはいってもサビに非常に強いガルバリウム鋼板製のサイディングボードになります。確かに塗装表面の劣化はありますが、サビに強いため窯業系サイディングボードに再塗装が必要となる理由とは異なって参ります。またほかの外壁材量に比べ圧倒的に軽量である事もとても気にいっていただけた様子でご契約・工事を承らせていただくことになりました。
いよいよ工事の着工となりますが、近隣ご挨拶に伺うまでに2週間ほど時間を頂きました。それは今回の工事の際に、足場を仮設するのですが歩道に越境するため、歩道を管理する文京区の担当部署に「道路占有許可」、足場を仮設する材料を運搬、設置する車両を道路上に駐車するための「道路使用許可」を管轄警察署の富坂警察署に申請をする必要があったためです。これらの許可申請が受理され承認を待って着工することが出来ます。
道路占有許可は通常、実営業日で1週間から10日ほどかかります。道路使用許可とセットで申請する事になりますので時間がかかってしまいます。手続きは慣れてしまえばそれほど難しい事ではありませんがまずは書類を作成し区役所の担当部署に赴き、仮印をもらった書類を管轄警察署に提出し、先に道路使用許可をもらってから再度区役所に提出、という複数回関係各所に赴く必要があり手間がかかります。そしてやっと工事に取り掛かれるようになります。
足場が越境してしまう部分には防護剤を巻いて住人の方や通行人の方々の安全を確保していきます。
足場仮設工事が終了後、既存外壁の撤去を行いました。コンクリート板を撤去するとそこには壁一面、土壁が現れました。土台周りの傷み具合から他の部分の傷み具合も心配しておりましたが、稀有に終わりました。
既存外壁の撤去の後、柱などにこの後施工する構造用合板を貼り付ける準備を行っていきます。不陸調整や窓周りのおさまりのために厚さ1.5センチほどの胴縁といわれる木材を施工していきます。
構造用合板を横向きに施工していきます。土台周りの腐食部など下地の補修は行いつつも面での強度を確保するためです。厚さ1.2センチの構造用合板を設置して行きます。
構造用合板を貼り終えたら、通風透湿防水シートを貼っていきながら土台水切りや中間ジョイナーなどの役物板金も設置して行きます。
一か所ある窓の周りの水切りも設置し、防水テープも使い雨仕舞して金属サイディングを貼る準備は整いました。使用する金属サイディングはニチハのセンターサイディングモノカラーシリーズFB型影光です。
ニチハ影光を施工していきます。今回施工する外壁面には窓の開口が1か所しかないこともあり、比較的スムーズに施工が行えました。エアコンの配管があったり、ガス・電気・水道などの配管がある場合にはこのようには進みません。細かいおさめも含め、4日間ほどの工事となりました。
足場も無事に解体が終わり、コンクリート板から金属サイディングへの外壁貼り替え工事が終了いたしました。これで隣地にまた家が建っても長期にわたってメンテナンスが省力できます。一部ペントハウスのようになっている屋根への出口部分の壁やモルタル仕上げの外壁部分は金属サイディングの色に近い色で塗装仕上げを行いました。
モルタル仕上げの外壁である建物正面にはクラックを補修して塗装仕上げを行いました。s様も思った以上によく仕上がった、と喜んでいただくことができた工事となりました。私たち「街の外壁塗装やさん」では新型ウイルス感染拡大防止策を徹底し工事に当たらせていただいております。
記事内に記載されている金額は2021年03月04日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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