中古の物件を購入したが、屋根と外壁の状態を見て欲しいとのご依頼いただきまして調査させていただいたことがきっかけでした! 外壁の調査を行いましたが、塗膜が劣化しておりチョーキング現象が生じておりました。 また、塗膜が劣化している状態でしたので撥水性を失っており
黒ずみ出ている状態も確認しました(>_<) もともとモルタルは水を吸う性質がありますので、塗装によって撥水性を持たせる必要があります。 撥水性を失った外壁はどんどんと水を吸って劣化していきますし、濡れたり乾いたりを繰り返すことによってクラックが生じたりしていきます。 新築で物件を購入
されたという方も10年程度を目安にメンテナンスを行うことをオススメいたします! 使用しました塗料は、関西ペイントのアレスダイナミックTOP(KP-110)です。 アレスダイナミックTOPはラジカル制御型のシリコン塗料で、高い耐候性と耐用年数を兼ね備えた塗料になります。 ラジカル制御型の塗料とは、塗料に含まれる酸化チタンが紫外線と反応した際に生じる物質であるラジカルの制御に着目した塗料です。 ラジカルは塗膜の劣化の主な原因物質であり、そのラジカルを制御することによって耐用年数を延ばすことに成功しました(#^^#) ラジカル制御型の塗料の良いところはフッ素グレード並みの耐用年数がありながら、価格帯はシリコングレード程度なので非常にコストパフォーマンスに優れているところです! また、下塗り材を変えることによってさまざまな外壁に塗装することができるというメリットもあります。 今回使用した色(KP-110)の仕上がりは、ぱきっとした白になります。 白く塗装すると見違えるようにきれいになりますのでビフォーアフターがはっきりわかります。 T様も塗装が進むにつれて綺麗になっていると喜んでいらっしゃいました(#^^#)
塗装工事が完了しますと、黒ずんでおり暗く見えていた外見がはっきりとした白に生まれ変わりました!
また、屋根の葺き替え工事も行わせていただいたのですが、屋根の緑が生えるオシャレな仕上がりになりました。お客さまもここまで綺麗になるとは思っていなかったと満足されておりました(#^^#) 私達、街の外壁塗装やさんでは新型コロナウイルス感染拡大防止対策としてマスクの着用を徹底しております。また、手指のアルコール消毒等行い感染リスクの低減に努めておりますので何かお困りごとありましたら安心してご相談ください。
使用材料
アレスダイナミックTOP(KP-110)
外壁のメンテナンスには定期的な塗装が必要になります
府中市四谷にて中古の物件を購入したのだが、外壁の黒ずみが気になるので塗装をご検討中のお客様よりご依頼いただき調査したことがきっかけでした。 外壁の黒ずみやチョーキング(白亜化)が現れてくるのは、塗膜の劣化のサインです。 塗膜が劣化してくると、だんだんと撥水性を失っていきます(>_<) その為、雨上がりの日に外壁の渇きが遅かったりすることによっても塗膜の劣化が確認できます。 また、もともと外壁に使われているモルタルやサイディングは水を吸いやすい材質で作られておりますので、塗装を施すことで水から守ってあげる必要があります! もちろん使う塗料のグレードによっても多少の変動はありますが、塗装によるメンテナンスは10年程度を目安に行うと良いとされています。 ライフプランに合わせて塗料を選んでいくことで、最終的にかかるコストを削減することも可能ですのでご相談下さい(#^^#)
今回調査いたしましたお宅では外壁にクラックが生じておりました(>_<) クラック幅3mm以下の小さなクラック(ヘアクラック)は塗膜にできることが多く、建物の動きに追従できなかった塗膜が裂ける事で発生する場合があります。 その為、緊急性の低いクラックだと言えますのでまだ安心です! しかし、クラック幅の大きなクラック(構造クラック)は先述の通り、外壁が水を吸ってしまい脆弱になってしまっているところに建物の動きなどが絡んで生じることが多いクラックです。
こちらは
外壁の構造に関わってくるようなクラックですので、この部分から雨漏りを生じさせてしまうなどリスクが大きく緊急性の高いものになります(>_<) また、クラックの補修を行うとコーキングの跡が残ってしまいます。 できれば塗装と一緒に行うことで多少は目立ちにくくなりますので、外壁の塗装と併せて行うことをオススメいたします! さらに、外壁塗装とセットでの施工がおすすめなのが、付帯部の塗装(鉄部等
)や目地の打ち換えです。 足場がないとできない作業はできるだけまとめてあげた方がお得になります!
外壁塗装を行う際にまず行うことは高圧洗浄です。
外壁に付着した汚れや古い塗膜を高圧洗浄機で洗い流していきます。
古い塗膜を残したまま塗装を行うと、下から剥がれてきて塗膜が捲れてしまったりする原因にもなります。
塗装工事全般に言えることですが、どれだけ古い塗膜を綺麗にできるかで仕上がりに大きな差が生じます!
塗装を行う際はきちんと洗浄されているか確かめましょう。
また、高圧洗浄をした後はしっかり乾燥させることも重要です。
塗料によっては問題ないものもありますが、基本的には濡れた状態での塗装はオススメできません(>_<)
塗膜に含まれた水分が蒸発した際に塗膜の膨れなどの原因になってしまう場合があります!
透湿性の低い塗料を使った場合にはなおさら注意が必要です。
しっかり乾燥させている間に養生を行っていきます。
塗装を行う際は気を付けていても塗料が
ダレなどを起こしてしまいます。
養生をしっかりと行っていない場合、塗装を行わない箇所や色の違う部分に付着してしまうということも考えられます。
その為、塗装の工程に合わせて養生を行っていきます!
使用した塗料は関西ペイントの「アレスダイナミックTOP」(KP-110)で、ラジカル制御型と言われるのシリコン塗料です(^^)/
ラジカル制御型の塗料とは、塗膜の劣化の原因になっている物質
ラジカルに着目し、その働きを制御
することによって高い対候性と耐用年数を兼ね備えた塗料になっております。
一般的な塗料のグレードとしては無機、フッ素、シリコン、ウレタン、
アクリルの順に並んでおり、無機に近づくほど耐用年数は長くなりますが、価格も上がっていきます。
しかし、ラジカル制御型の塗料はフッ素に迫るほどの耐用年数を持ちながら価格はシリコン並みの塗料ですので
コストパフォーマンスに優れた塗料になります(#^^#)
また、塗装を行う際には基本的に下塗り、中塗り、上塗りの
3回塗りで塗っていきます。
塗膜の厚さは塗料によっても違いますので、ただ重ねて塗ればいいということにはなりません!
塗装は特に職人さんの腕が出るような工事になります。
先ずは下塗り作業です。
これはプライマーを外壁に塗布していく作業になります。
プライマーは、外壁表面をなだらかにし、塗料の吸着がしやすいようにする働きを持っています。
下塗り材の多く
は白色ですので、下塗りの段階でかなりきれいに見えます。
ここに中塗り、上塗りを重ねて仕上げていくのです。中塗りと上塗りの塗料は同じものを使っていきます。
白色だと分かりにくいかもしれませんが、中塗りの後と上塗りの後では発色の感じが変わってきます。
しっかりと上塗りまで行って塗料の持つ風合いを出していきます!
上塗りまで終わったらしっかり乾燥させて塗装工事終了です! 今回使用した色ははっきりした白色のものでしたので、外壁全体がトーンアップされて明るい印象に生まれ変わりました! お客様からも塗装が進むにつれてご近所の皆さんにだんだんと綺麗になっていっていると言われて嬉しかったとお話いただけました(#^^#) 外壁の塗装で最も頭を悩ませるのが色選びだと思います。 私達、街の外壁塗装やさんではご希望に応じて塗装後の雰囲気を見ていただけるようカラーシュミレーションを作成しております。 こんな色にしてみたいなどご希望ございましたらお問い合わせください!
関西ペイント「アレスダイナミックシリーズ」に関して
今回使用した関西ペイントのアレスダイナミックTOPについてご説明させていただければと思います。 関西ペイントは、日本ペイントと並び古くから国内でのシェアを有している塗料メーカーです。 その関西ペイントが販売しているのがアレスダイナミックシリーズで、ラジカル制御型の塗料です。 そもそもラジカル制御型の塗料とは、塗料に含まれる酸化チタンが紫外線にさらされることで発生するラジカルという物質が塗膜の劣化に影響しているということを化学的に研究し生まれた塗料で、ラジカルの発生を抑えるように作られた塗料です!
アレスダイナミックTOPは、シリコンとフッ素の間ぐらいのグレードの塗料で耐久性と価格の両面で非常にバランスのとれた塗料です。 また、水溶性の塗料なので臭気が少なく、塗装を行っている最中も臭いが気になりにくくなっております。 強化剤を使用することによって湿潤面にも塗装可能ですので、工期の短縮にもつながります。
アレスダイナミックシリーズには、無機と有機のハイブリット型の塗料もございます。 このハイブリット型の「アレスダイナミックMUKI」は、無機塗料の強靭性と有機塗料の柔軟性を兼ね備えた塗料で、木造モルタル外壁にも問題なく塗装ができるものです(#^^#) 耐用年数も15年とフッ素グレード並みの耐久性を持った塗料です! また、弱溶剤のマイルドシリーズも存在します! 弱溶剤の塗料は油性塗料に分類されるのですが、塗料用のシンナーを使用するので比較的臭いが出にくい塗料になります。 しかし、水性塗料に比べるとやはり臭いが出てしまいますので、そういったことが気になるという方は水性塗料がおススメです! 弱溶剤のメリットは、溶剤を使用しますので外壁に対して密着性が高くなり塗膜が長持ちいたします。 一方デメリットとしては強溶剤の塗料に比べると乾きが遅く、先ほど申した通り水性塗料に比べると臭いが気になるという点です(>_<) 考え方としては水性塗料と強溶剤の塗料の間の位置づけといったところでしょうか。 お客様のご希望に合わせてご提案することが可能ですので、ご希望、ご要望等ございましたら是非お申し付けください!
2022年4月14日 追記 1年点検にお伺いしてまいりました
工事完了から一年経過しましたので一年点検を行ってまいりました! 建物正面は非常に日当たりが良い状態でしたので、苔・藻などは発生しにくいです。 その為、日当たりの悪い北面、西面を特に重点的に点検していきます! 流石に1年目ともあって非常に良い状態でした(*^-^*) 苔や藻の発生はもちろん見られませんでしたし、光沢も残っておりました。 色が白だったので汚れなども多少気になっておりましたが、ほとんど汚れはついておらず、美観の面でも問題はございませんでした!
付帯部の部分も確認してきます。 まずは鉄部です。雨戸の塗装を行ったのですが、こちらも問題なく綺麗な状態でした! 下処理をしっかりと行わないと塗膜の剥がれや浮きが発生してきてしまいます。 その為、そういった問題が発生しないように丁寧な作業が大切なのです! 続いてタイル面の点検です。 タイル面はクリア塗装を行いましたが、しっかりと塗膜が仕事をしてくれており、汚れの付着は見られませんでした。 撥水性を高めることで汚れの付着もしにくくなります。 定期的なメンテナンスこそ必要になりますが汚れが気になるという方にはオススメです!
最後に全景写真をご覧いただきます。 屋根の葺き替え工事も行ったのですが、外壁の白と屋根の緑が非常に良い塩梅で素敵な外観になっております! 引き続き定期点検を行わせていただきますので、よろしくお願いいたします(#^^#)
鉄部、雨樋の塗装をウレタンもしくはシリコン塗料で塗装することをおススメする理由
付帯部の塗装として鉄部、雨樋などの塗装を行わせていただくことがありますが、その際にご提案させていただくのがウレタンかシリコン系の塗料です!
外壁にフッ素や無機を使用したなら付帯部もその方が良いのではないかと思われる方もいらっしゃるかもしれません。
フッ素や無機の塗料は塗膜が非常に硬質なので耐久性が高いという特徴がありますが、鉄部や雨樋(材質:塩化ビニル等)は日々熱によって膨張伸縮を繰り返します。
そこに塗膜の固い塗料を使用してしまうと、動きに追従できずに塗膜に亀裂が入ってしまったりしてしまいます(>_<)
一方で、ウレタンやシリコン塗料は弾性が非常に高い塗料なのである程度の動きに追従してくれます!
その為、亀裂が入ってしまうことが少なくなります!
塗料の性質を考えて適切な塗料の選択をするという事はとても重要なことです!
適材適所で塗料の選択を行い、お家のメンテナンスを行ってあげるようにいたしましょう(#^^#)
私達、街の外壁塗装やさんでは選べる外壁塗装プランとしまして税込657,800円から塗装工事をご提案しております(※総2階、25坪まで)。
ただし、お家の立地条件、形状等によって価格は変動いたしますので詳しくはお問い合わせください(^O^)/
記事内に記載されている金額は2023年11月15日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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