品川区でバーを経営されているH様よりカウンターの色を変えてイメージチェンジしたいというお問い合わせがあったことがきっかけでした(^^)/ 2021年5月現在、東京都では緊急事態宣言のために多くの飲食店に休業要請もしくは時短営業命令がでておりました。 そのことから、H様の経営されているバーも休業中とのことで、この機会にカウンターの塗装を思い立ったとのことでした。 確かに塗装工事などは日数のかかる場合がありますので、こういった機会を利用されるというのも一つの手かもしれませんね! 既存のカウンターの色はイエロー系のものでした。 開店当初使っているうちに色褪せていい感じの雰囲気になるだろうと思ってらっしゃったとのことでしたが、思ったよりも色が残ってあまり気に入ってないというお話でした(>_<) バーの雰囲気に合わせたシックな色合いをご希望でしたので暗めの色を選んでいきました! 玄関ドアや今回のようなカウンターの塗装の場合、べた塗にすると少し不格好になってしまいますし、色の抜けが起きたりしてしまいます。 そのため、今回はポアーステインのチェスナットという色を使用しました。 ステインは木材の着色を行うための塗料で、木材に染み込ませて塗装を行っていきます。 そのまま塗装を行うのと異なり、木材本来の風合いを残して塗装ができます。 さらに表面の保護としてクリア塗装を施しました! 仕上がりをお客さまに確認していただいたときにいい色になったと喜んでいただけました(#^^#) 今回のような塗装でイメージ通りの色にするのは難しいのですが、職人さん熟練の技が光った工事でした( *´艸`)
品川区にお店を構えるオーナー様よりバーカウンターのイメージを変えたいので塗装をしたいとのご依頼いただきました! 既存のバーカウンターはイエロー系の色のものでした。 使用しているうちに色が抜けていい感じの雰囲気になるだろうと思っていたけどあまり変わらなかったので、このような機会に塗装をしてみようと考えられたそうです。 ご依頼いただきました当時は、新型コロナウイルスの蔓延により緊急事態宣言が発令されており、オーナー様も休業要請に応じて月内の間休業されているとのことで、お店を閉めている間の工事をご希望されました。 木製のカウンターや玄関ドアなどを塗装する場合、べた塗にすると木材本来の風合い殺してしまいますし、色の抜けも早くなります。 こういった場合は、既存の色をしっかり抜いてあげて浸透系の塗料で塗装したのちにクリヤー塗装を行います!
まずは養生を行っていきます!
外壁塗装を行う際にも養生を行いますが、他の部分に塗料がついたりしないようにしていく必要があります。
用途によって使用塗料も異なる場合もありますので養生はしっかり行いましょう!
養生を終えたら次はケレン掛けを行っていきます。 ケレンの語源はクリーン(clean)で表面をきれいにしていく作業のことを指します! 表面を電動サンダーで削っていき、既存の塗膜を剥がしていきます。 どの塗装にも言えることですが、このケレン掛けをいかにしっかりと行うかで塗装の仕上がりに影響してきます!
ケレン掛けには目荒しの目的もあり、表面を多少荒らすことで塗料の浸透がしやすくなります。 鉄部塗装や防水層のトップコートの塗布を行う際にもケレン掛けの作業を行いますが、用途によっても使用する道具・やすりの粗さも異なりますので、適した道具を使って作業をしていくことが大切です(#^^#)
ケレン掛けの作業を行った後はいよいよ塗装を行っていきます(^O^)/
使用した塗料は和信
化学工業のアクレックスポアーステインです。
ポアーステインはステイン塗料で木部用の水性顔料着色剤です!
外壁に使用する塗料とは異なり着色を目的としておりますので、表面の保護をすることはできません。
そのため塗装後にクリヤー塗装が必要になります!
クリヤー塗装を行わないと色落ちや色移りをおこしていきますので注意しましょう(>_<)
また、着色する木材によって塗料の入り方が異なってきますので、独特の風合いを出すことができます。
乾燥すると一旦
ボケッとした色になりますが、その後のクリヤー塗装で色が戻っていきますのでご安心ください(*^-^*)
色はチェスナットを使用しました!
希釈の度合いによって色味も変わってきます。
塗装はローラーと刷毛を使って進めていきます。 広い部分はローラー、端部は刷毛といった風に使い分けを行います! ポアーステインは塗りムラが出にくい塗料ですが、2回塗装するとさらにムラが目立ちにくくなります。 色の入り具合を見つつ塗装を進めていきます。
端部の塗装を終えたら一度しっかりと乾燥させます。
塗装を行う際には乾燥をしっかりと行うことが重要です!
乾燥が甘い状態で塗装を重ねると塗膜が上手く形成されないので、乾燥の時間はたっぷりとりましょうね(*^-^*)
乾燥を終えたらクリヤー塗装を行っていきますが、塗った端から色がはっきりしてきました。
使用したクリヤー塗料はアクレックスNo.3400木部用ウレタンクリヤーです。
今回は、飲食店でしたので匂いが少ないものを使用させていただきました。
塗料によってはしばらく匂いが残ってしまったりする場合もありますので、そういったことが気になる方は使用する前に確認しましょう!
特に油性の塗料は匂いがかなり強く残ってしまいますので気を付けましょう(>_<)
クリヤー塗装を終えてしっかりと乾燥させたら塗装の工程が終了です。
水性塗料は完全に乾燥するまでに時間がかかりますので、塗装後1~2日程度はものを乗せたりはお控えいただけるとしっかりした仕上がりになります!
塗装後の色は暗めの色で落ち着いた雰囲気の仕上がりになりました。
事前にお客様より仕上がりのイメージをお聞きして塗料等を選定いたしましたが、結局のところ職人さんの腕によって仕上がりは全く異なります。
職人さんの腕が光った現場でした(#^^#)
お客さまにもいい色に仕上がったねと喜んでいただけました!
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記事内に記載されている金額は2023年11月15日時点での費用となります。
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