千代田区平河町でテナントビルのオーナー様より、屋上に設置しているキュービクルについてメンテナンスのご相談をお受けした事が始まりとなります! キュービクルはビルの電源が集約されている電気設備ボックスで、定期的に電気設備保守点検事業者様からの巡回を受ける事となります。 その際に当該キュービクルについて錆びの症状が部分的に発生してきている事から、症状が進行し過ぎてしまう前に塗装等のメンテナンスをされる様ご指摘を受けた事で、当社へのご相談となりました。 やはりキュービクルは鉄製のボックスとなりますので、年数と共に錆びの症状を来たします(>_<)鉄部塗装を定期的に行う事でその錆びの症状の進行を防ぎ、維持管理していく事は非常に重要です!
使用材料
日本ペイント ファインシリコンフレッシュ
ご依頼から直ぐに現地調査の方にお邪魔致しました。 ビルの屋上と言う事で雨風は勿論、直射日光を浴びてしまうことから劣化の要因となる三要素が揃っている環境です(>_<)鉄部表面の塗装はされておりますが、この環境下ともなるとどうしても劣化速度が速まってしまうのは必然と言えます! 特に局所局所において、進行が著しい箇所が散見されました。
下場は錆びの症状と共に汚れの方も付着している状況です。 特に錆びについては劣化が進行していくと、いずれは鉄部に開口箇所が出来てしまう事に繋がります。 キュービクルは電気設備となります。 その開口箇所からの水の浸入が発生すると漏電による電気火災等も懸念される事からも、早い段階での定期的な塗装工事によるお手入れは非常に重要なメンテナンスとなります!
今回、上記の様な観点からもメンテナンスを進めたいとの事で、当社の方に塗装施工のご依頼を頂く事となりました! キュービクル外回り全体の塗装と扉の内側も劣化しているので、外側と併せて扉内の方も塗装させて頂きます。
材料はハイポンファインテグロとファインシリコンフレッシュを使用致します
使用する主剤材料は日本ペイント製のファインシリコンフレッシュとなります。 弱溶剤系の塗料で、通常鉄部塗装の場合にはウレタン塗料を使用するケースが多いですが、一段階グレードの高いシリコン塗料を使用していく事で耐久性の向上を目指します! そして、その主剤塗料と併せて重要となる下塗り材は、錆止め機能を有しているハイポンファインテグロの方を使用して作業していきます! こちらも日本ペイント製です(#^^#)
作業の方は養生作業を行い、取っ手や鍵部分、更に表示ステッカー等に塗料の付着防止措置を施します。 また、錆びを削り取るケレン作業の方を実施して下地調整を行います。
特に錆びを来たしている場所は入念にケレン作業を行います。 マジックロンを使用して取れるところまでしっかりと錆びを落として参ります!
症状の進行が著しい箇所はカワスキを使用して徹底的にケレンで錆びを落としていきました。 錆びは周囲に広がって行く特性を持っているので、この錆び落としのケレン作業は非常に重要な下地調整工程となります!
ケレン作業を終えるといよいよ塗装工程へと進みます。 先ずは下塗りですが、先程ご紹介したハイポンファインテグロを使用して錆止め材を塗布して参ります。 特に症状の著しかったところは、念入りに錆止め材を厚く塗り込んで劣化防止対策に努めました。
一部開口症状を来たしていた部分には、アルミテープで補修を行います。 軽微な穴あき症状で有ればこのアルミテープによる補修を行い、その上から全体と同様に塗料を塗布して行く事で十分耐久性を保てた施工に繋がります!
錆止め材による下塗りの方も完了致しました。 ここで一旦乾燥を待つ事となりますので、初日の作業はここまでとなります。 翌日からは次の工程の主剤塗料の塗布作業、所謂中塗り、上塗りの工程へと進んでいきます。
日も変わり、しっかりと乾燥したところで中塗り作業がスタート致しました。 下地調整と下塗り作業できちんと処置を施していきましたので、ここからの作業はスムーズに進行していきます(*^-^*) 何事も段取り8割とも言われますが、塗装の場合も同様で下地調整と下塗りの準備工程、段取りが時間が掛かり、それを念入りに行う事がしっかりとした施工へと繋がっていくのです!
中塗りもあと1面を残して完了となります。 やはりここも所定の乾燥時間をしっかり空けて、次なる2度目の主剤塗布工程、上塗りへと進んでいきます。
乾燥時間を経て最後の塗装工程、上塗り作業へと進みます。 同色ですが乾燥した中塗り部分とは若干ですが色が異なりますので、塗り残し等が発生すると言った事がありません! この様に主剤塗料を2度掛けて行く事で、耐久性の有る塗装、更に艶感も増した綺麗な仕上がりへと繋がっていきます(#^^#)
最後の面に上塗りを掛けていよいよ完成となります。 ただし、塗り終えても乾燥時間まではしっかりと場を離れず乾きを待つ必要が有ります!
その間に塗り残し等が無いか見回り点検を行います! さらに、細かい部分まで妥協せずタッチアップによる手直し、仕上げを行って行きます。
傷みの症状が著しかった部分や扉の裏側の方も確認点検を行いました。 特に問題は無い様です(#^^#) タッチアップ、仕上げも含め、これらの一連の作業をひと通り終えると工事の方も完了となります。
キュービクル塗装の完了です。 錆びの方もしっかりと除去し、塗装も問題なく艶感のある仕上がりとなりました! 養生のマスキングテープも剥がして周囲の清掃の方もきちんとさせて頂きました(^^)/
当然天井の方も塗装させて頂いております。 丁度太陽光線も当たり、反射して輝いている様に映っていますね(*^-^*) ですが、キュービクルが綺麗になった分、ビル本体の鉄骨支柱の錆びが返って目立つようにも感じられます。
無事お客様へのお引渡しの方も完了となりました。 私たち街の外壁塗装やさんでは、このようなキュービクル等の部分的な塗装工事もご対応させて頂いております! 特に東京都下においては、ビルも多くキュービクルの劣化でお困りのお客様も多いのではないでしょうか。新型コロナウィルス対策の方も従業員一同徹底させて頂いておりますので、是非皆様もご参考にして頂き、お気軽にお声掛け・ご相談下さい(^O^)/
記事内に記載されている金額は2023年11月16日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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