江戸川区西瑞江にお住まいのA様邸にて行った
外壁塗装工事の様子をご紹介致します。A様は元々、瓦屋根の漆喰のメンテナンスをご検討されており屋根のメンテナンスを行うなら外壁のメンテナンスも併せて行いたいので屋根と一緒に外壁も点検してほしいとのご希望でした。
A様邸の外壁は
モルタル外壁で調査を行うと塗膜が剥がれておりチョーキング現象が発生していました。以前から細いひび割れが気になっていると仰っておりましたのでご案内していただくとひび割れの幅が0.3mm未満のヘアークラックが発生していました。チョーキングやひび割れも発生している事から防水性や耐久性を保持するためにも外壁塗装工事のご提案をしたところ工事のご依頼をいただきました。
A様邸にて使用した塗料は水谷ペイントの
ナノコンポジットWになります。ナノコンポジットWは高い低汚染機能を持ち、雨水によって汚れを洗い流すセルフクリーニング機能を備えていますので綺麗な外壁を持続させてくれます。色はナノコンポジットWの標準色と日本塗料工業協会の色見本帳やその他の塗料の標準色からお選びいただき、日本ペイントのパーフェクトトップのND-376の色をお選びいただきました。
使用材料
外壁:ナノコンポジットW(日ぺND-376)付帯部:ファインパーフェクトトップ(黒)
調査の様子です。以前から気になっていたという細いひび割れが発生している箇所をご案内していただくとヘアークラックが発生している状態でした。ひび割れている幅が0.3mm未満のヘアークラックは、築年数が浅いモルタル外壁にもよく見られますが髪の毛の太さ程度のクラックのことで、雨漏り等を起こす可能性も低い為今すぐ対処が必要というわけではありません。
外壁の各所にヘアークラックが発生していました。ひび割れの幅が0.3mm未満のヘアークラックならば、そのまま外壁塗装してしまっても問題ありません。幅が狭いクラックですので、下塗り(フィラー等)で塗装してしまえば目立たなくなるどころか、クラックがあったことさえ分からなくなります。
ひび割れの他に汚れも気になっているとの事で外壁全体を調査すると防水性が低下している事から雨水を吸収しやすい状態になっており汚れが付着していました。モルタル外壁などお家の殆どの部分は塗膜で保護されており、太陽光や紫外線、風雨や塵埃等の外的影響を受けて塗膜が剥がれてしまいます。塗膜が剥がれると防水性が低下してしまいますので雨水を吸収しやすくなり汚れが付着しやすくなるのです。
塗膜が剥がれてくると劣化症状として粉状になり、直接手で触ると手が外壁の色が付着します。この劣化症状をチョーキングと呼び、塗膜が剥がれてきている事を意味しますので塗り替えのサインになります。
チョーキング現象は塗料の劣化が原因になり、塗料に含まれている合成樹脂が分解され粉状になった顔料が表面に浮き出てくるので手で触ると粉状のものが手に付着するのです。霧除けなどの鉄部も同様に色褪せてきますので外壁が色褪せてきたら手で触って確認する事で塗り替え時期が分かりますので定期的に確認する事を推奨します。
外壁の防水性の低下は耐久性の低下に繋がりひび割れ等の原因になりますので定期的にメンテナンスを行う事でお家の寿命を延ばす事に繋がります。外壁は四季の寒暖の差や様々な天候の影響により膨張と収縮を繰り返しているので、負荷が掛かります。負荷に耐えられなくなるとひび割れなどの傷みの原因になりますのでA様に調査のご報告をし、外壁塗装工事のご提案をしたところ工事のご依頼をいただきました。
今回、使用する塗料は水谷ペイントのナノコンポジットWになります。色はナノコンポジットWの標準色と日本塗料工業協会の色見本帳やその他の塗料の標準色からお選びいただき、日本ペイントのパーフェクトトップのND-376の色をお選びいただきました。
外壁塗装工事の様子です。外壁塗装工事は先ず、旧塗膜や汚れを除去するため高圧洗浄にて洗浄作業を行い、丁寧且つ確実に洗い流していきます。塗装工事では高圧洗浄を行わないと新しい塗料が密着せず、塗料の耐用年数に影響してきます。旧塗膜や汚れが付着したままですと耐用年数が短くなってしまう事が懸念されますので高圧洗浄作業は必ず行います。
下地の調整と養生作業の様子です。ひび割れている部分にコーキングを充填し下地の調整を行っていきます。ヘアークラックのようなひび割れは塗料で埋まりますが、ひび割れている幅が0.3mm以上のひび割れはコーキングを充填し処理を施します。また、下塗りを行う前に塗料が飛散したり、跳ねたりして汚れてしまわないようにする為、マスカー(ビニールシート)等で塗料が付着してはいけない箇所に養生をしていきます。細かい隙間や境目もマスキングテープ等で塞ぎ塗料が入らないようにしていきます。
養生の工程は、塗料による汚れ防止の他、仕上がりを左右する重要な工程でもあります。塗る部分と塗らない部分を明確に分ける事で作業効率も上がります。
下塗りの工程の様子です。外壁塗装工事は主に下塗り、中塗り、上塗りの3回の工程で塗装を行います。下塗りの工程は外壁に仕上げ塗料を密着させる重要な役割を果たします。
中塗り、上塗りにナノコンポジットWを使用致しますので下塗り塗料には専用のナノコンポジットフィラーを使用致します。ナノコンポジットフィラーは下地の軽微なひび割れ等への充填性に優れ、付着性を向上させますのでヘアークラックが発生しているモルタル外壁に適した下塗り塗料になります。下塗りの工程も養生の工程と同様に外壁塗装工事の仕上がりを左右すると言っても過言ではありませんので丁寧に作業を進めていきます。
中塗り・上塗りにて使用する塗料は水谷ペイントの
ナノコンポジットWになります。ナノコンポジットWは高い低汚染機能を持ち、雨水によって汚れを洗い流すセルフクリーニング機能を備えていますので綺麗な外壁を持続させてくれます。色はナノコンポジットWの標準色と日本塗料工業協会の色見本帳やその他の塗料の標準色からお選びいただき、日本ペイントから製造・販売されておりますパーフェクトトップのND-376の色をお選びいただきました。
下塗りの工程が終わりましたら十分に乾燥させ中塗りの工程を行います。白色で塗装した下塗りの上にナノコンポジットWを専用のローラーで重ねて塗布していき、細かい部分は刷毛を使用して丁寧に塗っていきます。
上塗りの様子です。中塗りの工程後、仕上げ塗りの2回目の上塗りを行い塗膜を厚く強固なものにします。中塗りと同じ塗料を塗っていきますので塗りムラが無いように丁寧に仕上げていきます。
塗料メーカーでは殆どの塗料の仕上げ塗りを2回行うように指定されています。メーカーが指定した回数を塗らないと色褪せも早くなりますし、耐用年数も短くなります。
外壁以外の付帯部を塗装する様子です。外壁塗装工事を行なう際には外壁以外の付帯部と呼ばれる雨戸や霧除け、雨樋や水切り等の塗装も行います。建築資材の殆どは塗膜で保護されておりますので付帯部も塗装する事により耐久性の保持に繋がり、美観の維持にも繋がります。
付帯部の塗装では、先ず下地調整を行い、雨樋などを塗料の密着性が良くなるように表面に凹凸の傷を付ける目粗しを行います。雨戸や霧除け、水切りなどの鉄部は汚れや錆を落とすケレン作業を行います。
付帯部の塗装は2回塗りになります。下塗りの上に仕上げの塗装を塗り、ムラの無いように行い綺麗に仕上がりました。付帯部の塗装は外壁塗装工事と併せて行う事で防水性や耐久性の保持、美観の維持にも繋がります。
全ての塗装が終了致しましたら、塗り残しが無いか確認しながらタッチアップを行い最終確認が終わりましたら、お客様お立会いの元、ご一緒に確認をしていただき外壁塗装工事が完了となります。気になっていたひび割れも無くなりましたのでA様に大変満足していただきました。
私たち街の屋根やさんでは引き続き
新型コロナウィルス対策を行っており、飛沫感染のリスクを防ぐためマスク着用でお伺いさせていただいております。ソーシャルディスタンスを徹底し、お客様やスタッフの安全管理を徹底致します。
外壁塗装工事を施工させていただいてから約1年が経過致しましたので定期点検(1年点検)にお伺いさせていただきました。塗膜の剥がれや膨れが発生していないか外壁全体の点検を行います。塗装工事では下地の調整や下塗りの工程に不備があると工事完了後に塗膜が剥がれたり膨れてしまう事がありますが、丁寧且つ確実に施工した事により不具合は無く塗料の艶もしっかりと維持されており問題の無い状態でした。
続いて雨樋や格子等の付帯部の塗装の点検を行いました。付帯部の塗装も外壁と同様に塗膜の剥がれや膨れは無く問題はありませんでした。外壁の塗装は勿論の事ですが、付帯部は外壁と比較すると劣化が早い部分になりますので定期的に確認する事が重要になります。
A様に点検のご報告をし、特に問題は無かったことをお伝えし定期点検は終了となります。次回の点検は、隔年点検の3年点検になり2年後の点検になります。安心のアフターメンテナンス体制で今後も責任を持ってしっかりとサポート致しますにので引き続きどうぞ宜しくお願い致します。
外壁塗装工事の費用は、総二階・25坪までですと税込657,800円から対応致しております。使用する塗料や建物の形状により工事費用が異なりますので詳しくは私たち街の外壁塗装やさんまでお気軽にお問い合わせください。
記事内に記載されている金額は2023年03月30日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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